遊郭、花魁、そのたいろいろごった煮!
★★★☆☆
貧しいながら、父と弟と3人で慎ましやかな生活を送っていた『かな』。
ある日突然、父親が、言われもない罪で投獄されてしまいます。
そして・・・・・・数日後、
『父親が獄死した』と伝えられます。
かなは、父親の無実を晴らすため、
そして、自分達家族の未来の為に、
『金剛』という花魁を頼り、花街へと向かいます。
この巻は、主人公『かな』が花街へと向かう過程を扱っています。
そして、謎の花魁『金剛』との絆を深めていくさわりが描かれています。
おそらく、最初からつづきものとしてプロットを切ってます。
その為に、この巻は少し説明が多く、面白さが完全燃焼されていない。
最近出ました2巻から、少しづつ面白さが上向きになっています。
つまり、この巻で評価を下してしまうのはちょっと勿体無い。
出来れば2巻をあわせて購入し、しっかりと
正当な評価を下して読み続けて欲しい。
そういう感想を抱かせた巻です。