インプラントのメリットとデメリットを正直に書いている良書中の良書。

インプラントの原価を書き、1本40万以上は取り過ぎではないかとはっきり書き、
どんなに立派な先生が経営している歯科でも、その先生以外の先生の腕はよくないとはっきり書く。（腕が良ければ、自分で開業しているはずなので）
インプラントで技術的に難しいところを正直に書いてもくれてます。

こんなに正直に本を書くことに敬意を表したいです。

インプラントを検討している人は読んだほうが良い。インプラント否定派もいるけど、島本氏の説明は不安や否定派意見も全く問題ないと感じてしまうくらい、いろいろ細かい点まで公開してくれている。他の医師で高額な費用を取る理由などは、ここに書かれているだけの理由だけでは無いとは思うが、インプラントの専門医としてあるべき姿など詳細に書いてくれている。文体の表現は自信に満ちていて行き過ぎていると感じる方もいるかもしれないがそれも島本氏のこれまでの実績が裏づけされている。論文や個人研究の結果でなく、実際の治療実績が国内屈指レベルでクレームなしということがこの自信だと感じる。もしインプラントを自分がするならやはりカウンセリングを受けてみたいと思う医師である。