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Down and Out in Paris and London

価格: ¥1,831
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Mariner Books
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もっと有名でも良い作品 ★★★★★
面白さという観点では、オーウェルの作品のなかで一番だと思う。

数ある放浪、貧乏物の作品の中でも、描写力やユーモア、話の運び方のうまさが群を抜いている。ホテルや貧民街も、実際は凄まじい筈なのに、オーウェルの手にかかれば迫力そのままに魅惑的な光景と変わる。

いままで四度くらいは読み返していると思うが、毎回楽しく読めた。古典だからと敬遠する必要の全くない非常に面白い作品なので、ぜひ一読をおすすめする。

フランス的貧乏とイギリス的貧乏 ★★★★★
貧乏話だいすきです。この本、面白い。同じ貧乏でもパリではラテンのノリが、そしてロンドンではアングロサクソン的栄養失調的貧乏が感じられる。共通しているのは南京虫。どんな虫なんだろうか?知りたいような、知りたくないような。
生き生きしたルポの名著 ★★★★★
学生時代に購入し、生き生きした表現に心底おどろきました。いくつもの情景がアタマに浮かぶのです。むっとした厨房の匂いがこちらに漂ってくるような、疲れて部屋に戻り、一緒に古いパンとミルクをたべているような。一度読んだら忘れられない強烈な印象を残す、本当に得がたい本です。当初はオーウェルを全く知らずに読んだのですが、さすがということですね。
厨房と浮浪者 ★★★★☆
パリ・ロンドンで、それぞれ皿洗いと浮浪者の生活を扱った本書において、オーウェルは社会的底辺に自らを置きながら、彼らの生活を見事に描き出していく。パリでは外国人労働者としてのやや引いた視点から、そしてロンドンでは自国政府の政策改善を訴える視点から、いかに多くの労働力が無駄に使われているかを訴える部分では、彼のジャーナリストとしての社会的正義の考え方が垣間見える気がする。ただ、現在も読者を引き付けるのは彼の描写するパリ・ロンドンで当時「生活をしていた」人々のリアルさだろうか。
understanding "uptight" life in Paris and London ★★★★☆
This book, based on the author's own experience when he was "down and out," is an interesting narrative which sheds light on the miserable living conditions of financially uptight people in Paris and London.

The book can be devided into two parts, according to the city. Orwell's account on Paris provides the reader with a very detailed description of the life of dishwashers as well as waiters. Here the reader will be introduced to the hard life behind the kitchen doors.

The latter part on London focuses more on how tramps would move from one place to another in search of food, as well as on sleeping accomodations. It is in this part that Orwell discusses his take on the problem concerning vagrancy. He attemps to undo the "tramp-monster" myth as well.

Besides the illuminating details of uptight life, Orwell tries to propose a solution for ameliorating the conditons of tramps in the final chapters.

With all the accounts on poverty, what makes this book enjoyable if not amusing is the well-thought tone, between serious and humorous, which Orwell uses so skillfuly. Given the considerable amount of French in the Paris section, knowledge of French would be helpful.