僕がティーンの頃「芸能人は歯が命」ってコマーシャルがあったのを思い出した。
別な意味でキョーレツなジャケットだなあ(^_^;
さて、3年ぶりの新作となったNorman Brownの作品であるけど、円熟味をさらに増したというか、
全体的に熟成され進化した最新のNormanというべき内容のアルバムになっている。
得意のオクターブ奏法を駆使して今回はLove Songを謳うというコンセプトなのであろう、
バラードはまるでワルツのように聴かせ、アップテンポ(5曲目良いですね）はまるでタップのようにGuitarを奏でる
Normanは相変わらずNo.1 Smooth Jazz Guitaristの貫禄だ。クレジットを見ていたら、
今作ではPaul Brownは参加しておらず、全編Normanと相棒のKeyboadist Herman Jacksonとの共同Produceである。
個人的にNormanとPaulの相性はあまり良くない（どうも、Paulの得意とするミディアムテンポの音作りが
NormanのダンサブルなGuitarを殺していると感じていた）なと感じており、今作でのNormanは全編生き生きとした
Guitar Playをしているように僕には聞こえた。僕はバラードでは2曲目、アップテンポでは5曲目が好みのトラックである。

しかし、このジャケット自信の表れ故のスマイルなのか？ふふふふふふ、っていう意味？

前作の「Stay With　Me」と似たようなアルバムですが
よりノーマンのヴォーカルが楽しめます。
４のケニー・ロギンスのヒット作「Celebrate Me Home」は娘の
ロシェルとのデュエットで、アルバムに変化をもたらしています。
ノーマンの控えめな歌い方が良いわ。

ノーマン最高！いつもぶれないこの姿勢は見習うべきものがあります。ライブが楽しみです。