よく「英語の辞典はシソーラスをおすすめします」というのを聞くので購入してみました。

基本単語2000語を覚えてる人には間違いなくおすすめします。私は・・2000語はあやしいのですが・・それでも購入してよかったと思っております。

Collins COBUID Advanced Learner's English Dictionary も持っているのですが、最近はこちらの方ばかり使用しております。（もちろん、載っていないものやどうしても「？」なものはCOBUIDで調べます）
とにかくその厚さから考えると軽いです！いわゆる洋書のペーパーバックの体裁ですので紙質はよくないのですが・・それでも軽いというのは気軽に辞書を引く気にさせる重要な要素ではないか？とこの辞書を使用して思いました。

ただし、匂いもします・・気になさる方はかなりマイナスかと思いますが、私は、差し引いても「軽」という面が勝っていると思っております。

このOxfordは見出し語の意味に近い順に類語が並んでいるので、その所もプラスですね。

「シソーラス」のおもしろい所は類語で見出し語の意味を推理したり考えたりするのがとりわけ楽しいのではないでしょうか？

最後に、使用していると裏表紙に折れ痕がでてくるかと思います（私だけ？）。裏表紙の裏側か表側にステッカーなどを貼って補強しておくのもオススメしておきます。

このシソーラスは2000年に発行された「New Oxford Thesaurus of English」の縮約版にあたるもので、大きさは大体日本の英和中辞典の大きさくらいです。語順はアルファベット順です。

見出しの後には、品詞、短い定義か例文、もしくは一番近い同義語・表現が大文字で書かれていて、その後に同義の表現が羅列されている形が取られています。一つの単語に一定義ではなく、意味によって定義・例文がいくつかに分けられています。
つまり、例を挙げれば
dog(見出し語) noun（品詞） 1 she went for a walk with her dog（例文）HOUND, canine,…（同義語）　2…

といった具合です。
見出し語によっては例文が無いものもあります。　
また、同義語がのってる順番も比較的適切で、単語によってはスピーチレベル（formal,informal,poetic/literaryなどの区別）、地域（ブリテン、ニュージーランド、など）、反意語、関連用語も載っています。
私は大きさも手軽だし、内容もよいので非常に使いやすいシソーラスだと感じました。