入門用で読みやすいが、そこそこ
★★★☆☆
ここでの評価は高いようであるが、それほど凄い入門書ではない。英語もシンプルにしてあり、diagramも多く、英語力が十分でない段階でも読みやすい内容であるが、やや記述内容に厚みがなく、使い続けても理解が表面的、あるいは一面的に終わる可能性がある。長く使える考えさせる基本書は他に幾つかあるように思う。この本は、undergraduate、MAで、暗記中心のテストを何とかクリアーするための一つの本という感じである。将来、論文をしっかり書いていこうという人は、他にいくつか基本的な本を探してみる必要があろう。
思ったより面白かったです。
★★★★☆
英語は苦手ですが、ゼミで使ったのでしょうがなく買いました。
硬い言葉多少ありましたが、図形などが用いられて意外にわかりやすかったと思います。
チャプターごとに内容が分かれたため、とてもわかりやすかったです。
毎週毎週読みつづけたら面白いなあと感じ、最後まで頑張った甲斐だと思います。
あなたも挑戦してみませんか?
洋書の中でも最も優れた国際関係論の教科書のひとつ!
★★★★★
初版の時から、非常に優れた内容の教科書であるとは思っていたが、第2版になって、一段とその印象は深まった。大学での講義やゼミのために、さまざまな、新しい教科書に目を配っているが、本書は5本の指に数えられる、大変すばらしいものであると信じて疑わない。とくに、国際関係理論の教科書としては、「ピカイチ」といっても過言ではないのではあるまいか。Nye や Migstなどのものも優れているが、良い意味でアメリカらしくない(事実、アメリカ製ではないが)点に魅力を感じる。国際関係論、とりわけ、理論にご関心のある方々に、一読をお勧めできる、良書である。
これこそ国際関係論の絶好の入門書
★★★★★
歴史的側面、理論的側面がしっかり網羅され、かつきれいに整理された国際関係論の入門書です。非常に平易な英語で書かれており、重要文献の抜出なども的確な箇所が見やすい形で引用されています。また、要所要所に理論の特質や他の理論との比較が数点に絞られて箇条書きされているのも、理解に役立ちます。国際関係論の入門書は、モノによってはひどく乱雑に羅列されたなものもありますが、これはそういうものではありません。国際関係論専攻なら、1冊持っていてもそんではないでしょう。
最高の国際関係論入門
★★★★★
国際関係論を初めて学ぶ学部1-2年生用のテキスト。非常に
分かりやすい英語で書かれており、リアリズムやリベラリズム
などの伝統的な理論から、近年の人道的介入や国際社会論、
国際政治経済理論まで網羅している。個人的には日本語で
書かれた本よりもはるかに分かりやすく説明がなされている
ように思われた。初学者のみならず、国際関係に興味のある
すべての人にお勧めしたい。