Winter Pays for Summer
価格: ¥906
トード・ザ・ウェット・スプロケットの信奉者たちは、フロントマンのグレン・フィリップスが1998年のバンドの解散後なかば引退しかかった時に、息を止めた。だが、数年後に母体そして父親として、フィリップスの創作意欲から再び新しい曲が生まれでて、3年ぶり、3枚目となるソロアルバムは彼の最も剛胆で、最も満足感を生む作品となった。いつものように、フロントとセンターはギターのフックが豊富で充実しており、個人的な物語もある。プロデューサーのジョン・“ストロベリー”・フィールズ(スウィッチフット、アンドリューW・K)は、壮大な楽器編成と“ウーウー”のコーラスでポップのフィルター通している。多才なフィリップスは「Duck and Cover」のような子守歌も、「True」のような大味のバラードも、彼の持ち味である説得力のあるチューン同様にこなすことができる。インスピレーションに満ちた「Clear-Eyed」、ランディ・ニューマンにインスパイアされた「Don't Need Anything」、そして「Thankful」はリフのヘヴィーなマシュー・スイートの『Girlfriend』を彷彿とさせ、多くのトードのファンは呼吸が少し楽になるだろう。(Scott Holter, Amazon.com)