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木野塚佐平の挑戦

価格: ¥147
カテゴリ: 単行本
ブランド: 実業之日本社
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大事件だ ★★★☆☆
 『木野塚探偵事務所だ』(講談社,1998年→東京創元社,2007年)。に続く第2作。
 アフリカから帰国した桃世もちゃんと登場する。
 前作ではペット探偵ぶりを発揮した木野塚氏だが、今回はうってかわって大事件に取り組むことになる。現職総理大臣の謎の死に迫ることになるのだ。スケールの大きな陰謀が展開して、木野塚氏も政争の真っただなかに巻き込まれていくことになる。
 物語としては面白いし、終盤のどんでん返しも見事。ただ、前作のようなノリを期待していた読者は、なんだか裏切られたような気持ちになるかも知れない。話が違うよ、というふうに。
 また、これは第3作を書くのは容易じゃないな、と思わされる作品だった。
定年後の方にぜひ ★★★★☆
 警察で経理畑にいた木野塚佐平が探偵業に。優秀なアシスタントと総理の暗殺問題を解決。
 ちょっとずれてて 一人よがりの佐平さんが、かわいらしくて おかしい。同世代の人50代60代の人こそ、楽しめる気がします。
 現在の政治情勢、ホームレスの社会などリアリティもそこそこあって 面白いです。
 その勘違いぶりが、しつこいと感じる部分もありますが、私は好きです。たまに 取り出して読んでます。代金の元は、とってますね。
悪乗りの主人公せりふ ★★★☆☆
初めて、樋口有介氏の作品を読んだ。

主人公木野塚佐平が昔の同僚に声を掛けられて、その男の住まいで話を聞く場面になって私は引き込まれ、以後物語は急進し、そこからは一気に読んだ。

特に、その男が話す縄張り争いは、私は、ひょっとして事実?と思った。なんとなく、伊野上裕伸氏著の「バッタ屋」作品が頭に浮かんだ。

結末は愉快だ。主人公の助手が素晴らしい。

しかし、しかし、主人公の自己描写で、漢字熟語や格言の類の頻発には、正直、途中で辟易した。くどいのだ。気持ちよく読めなかった。
そのため、星3つの評価とする。

樋口氏の次作に期待する。