友人の結婚式ウェルカムボード製作のために購入しました。

本格的にはじめたわけではないのですが
基本のカタチがしっかり載っているので
教科書的に使えます。

独学でやる方にはピッタリの1冊です。

カリグラフィーに関する本を何十冊か持っていますが、基本に返りたい時や教室で生徒さんに教えたりする時には非常に参考になります。
基本の３書体（イタリック体・ゴシック体・カッパープレート体）について、特に初心者の方にもお勧めできる本です。
カリグラフィーの歴史についても触れてあったり　文字の筆順や高さの取り方など　とても分かりやすい書き方をしてあります。
作品作りのときに参考にするタイプの本ではありませんが、手元にいつも置きたい本の一冊です。

小田原さんが書かれたり監修された本は多いので、日本の人は「これがカリグラフィーだ」と思い込んでいるんじゃないかな。
でもよく見ると、文字はたいして美しいとは言えないですよ。
たとえばイタリックは重たいし、ゴシックはかちかちでエレガントさに欠けているんじゃないでしょうか。

カッパーブレートをまねして書いて見ましたが、インストラクション不十分で、描き方が全然わかりませんでした。
Happy BirthdayやMerry Christmasのカードを作るくらいで満足する人や、リボンや花を描いて乙女チックな雰囲気を味わいたいだけなら、この本で十分かもしれませんが、本格的にカリグラフィーに取り組む人にはおすすめできません。

他のカリグラフィー本よりひとまわり大きいので、とても見やすいです。イタリック、ゴシック、カッパープレートと代表的な書体を詳しく解説してあるので、タイトル通り独学で勉強するときには向いていると思います。勿論、カラフルなカードのサンプルも沢山載っていますよ！