英語の勉強にと、表紙に惹かれて買いました。

デビュー作である本書は作者の経歴が主人公と被ることからも自叙伝的なものを感じました。何に悩み、何を感じ、何を乗り越えたのか。30歳前後の働く独身女性としてこんなに共感できる本はなかなかありません。舞台はニューヨークですしDarcyなどは非常にアメリカンだと思いますが、この本は東京でもパリでもロンドンでも多分ものすごく共感できると思います。

恋愛を生活の一番の要素にしてしまわない、経済的にも精神的にも自立した女、それが現代のカッコイイ女性像なのだと言えばそれはきっと正しいのだけれど、一方で、誰かに恋する気持ち、愛する気持ち、頼りたい気持ち、そういう揺れる想いもやっぱり本当で。

平日に何気なく読み始めてしまったら寝不足で翌日の仕事に支障をきたします。週末に一気に読むのをおすすめします。

レビューの評価が良かったので読んでみました。いわゆるchic lit は、年に数冊読む程度なのですが、
このジャンルの王道な内容かつ英語が簡単で良かったです。

会話が多いので、英会話の参考になるかと思います。とにかく読みやすく、キャラクターがはっきりしているので、少し分からない単語があってもグイグイ読めてしまいます。

ただ、文章力は平凡で、光る物は無いのです。気の利いた表現とかないですね。
逆に言うと私達日本人が書く英語に近いかもしれません。そういう意味では参考になるのかも。

気楽に読めて女性読者にお勧めします。延々とダーシーがデックスがーとか小さな出来事をくだくだと書いているので、男性読者やさっぱりした性質の人はイライラしてしまうでしょうね。

評判がよかったので、前から気になっていました。

結婚を控えたDarcyとその親友Rachelの話ですが、いつも注目を浴びる友人の影に隠れて過ごしてきたRachelの気持ちがよく描かれていると思います。

後半には「こんな展開になるの？」というドキドキ場面もあり、全体を通して読みやすいお話でした。

続編のSomething Blueは１作目ほどテンポよく読めませんでしたが、
Darcyの新生活が垣間見れるので、ぜひ合わせて読んでみてください。

初めての洋書（というか元から本を読まないタイプでしたが）だったのですがスラスラ読めて、簡単に入り込めました。途中ハラハラして展開が気になりすぎて帰りの電車の中が楽しみで仕方ないときなどもあったほどです！単語など難しい表現はそこまで無く初めての方でも読みやすいかと思います。特にこういった恋愛ものは初めてでも入りやすいのではないでしょうか？
今は続編のSomething Blueが早く読みたくて仕方ありません。更にこれを機にもっと本を読もうと他にも四冊も購入してしましました。Something Borrowedのおかげで本を読む楽しみを知りました。友達にも是非勧めたい一冊です。

文章がとても読みやすく、話も第一章からテンポよく引き込まれました。
途中からは英語を読んでいるということすら忘れて一気に読んでしまいました。
主人公が自分の気持ちをなかなか言わないところが理解しにくかったのですが、それでもそういう彼女が徐々に変わっていくところ、
彼女の心の変化がすごくよく描かれていて興味深かったです。
主人公の世代よりかなり上な私としては、読んでいてああこういうことを考えていたころもあったなあとなんだか懐かしくて、
そして少しその頃の気分に戻れたようなきもします。
この続編として友人のDaceyの話がSomething blueとして出ているので、今はそれを読むのが楽しみです。