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The Nanny Diaries

価格: ¥843
カテゴリ: マスマーケット
ブランド: St Martins Mass Market Paper
Amazon.co.jpで確認
   マンハッタン、アッパー・イーストサイドの社交界で子どもを養育することを「のぞき見」できるこの珍妙な物語には、読み終わるまで読者を中毒症状に陥らせる魔力のような何かがある。共著者エマ・マクローリンとニコラ・クラウスの2人は元ベビーシッター(ナニー)。ストーリーは、パーク・アベニューの住人であるホコリ高きママ、「ミセスX」に「仕える」アルバイトという、迷路のようなわき道にはまりこんだ、ニューヨーク大学に通う21歳のヒロイン(その名もズバリ「ナン」)の冒険を追っていく。

   ナンがお守りする4歳の「グレイヤー(Grayer!)」(ちなみに彼の友だちの名前はジョセフィーナ、クリスタベル、フランフォード、ダーウィンだ…)はとてもいい子で、アイススケートとかフランス語、それに「マミーと私」グループ(「忙しい」母親たちはほとんど出席しないため、実質的には「ナニーと私」グループとなっている)など、とにかくアッパー・イーストサイドで有名なおけいこごとを、おとなしくかたっぱしからやらされている。

   なんといってもページをめくる手が止まらないのは、ミセスXが次にどんな無思慮な無理難題をナニーに言いつけるか(それから、ミセスXの隣人である、ちょっとキュートなハーバードの学生とナンとの恋の行方も…)が気になってしかたないからだ。そして読者は、2人の著者が自分たちの雇い主を思い出して大笑いしているシーンを、思い浮かべずにはいられない。(Claire Dederer, Amazon.co.uk)

CDは上級者向けベスト教材 ★★★★★
このCDを聞いて驚きました。ジュリア・ロバーツの朗読のすごさにです。
人物にあわせて、声を変えているところも賞賛にあたいしますが、実は、
朗読のスピードが、半端でないのです。

これ以上は速く話せないと思われるスピードなので、このCDを何度も(10回以上)
繰り返して聞けばリスニングは完成します。複数の人物を演じきっているところは、
すごいなー、さすが俳優だと思います。CD4枚組みで、ほぼ4時間です。

 話すスピードが速いので、上級者向きです。TOEICのリスニング満点を
狙う方はTESTの直前で、このCDで耳慣らしをすれば良いと思います。

 映画化されましたが、ジュリア・ロバーツの録音を聞いていると、私には
映画よりも情景が手に取るように浮かんできます。

 ジュリア・ロバーツの声を聞きながら、ペーパーバックの文字も追ってみました。
非常に早口なので、ところどころ、追うのが大変です。録音は、本の約20%ほどを
飛ばしています。また、飛ばしたところをおぎなうために、原文はHe, Sheの
ところを、名前で言っています。CDを聞きながら速読の訓練ができます。

 20%ぐらい文字を省略して話しても、全部のイメージがわいてくる理由は、
話し方で、怒っているのか、喜んでいるのか分かるからです。また、人物により
声色を変えているので、誰が話しているのか説明する必要が無いからです。

CDを聞いてから本を読みました。この順では、文字がとても味気なく感じられます。
人間の声の威力をあらためて認識しました。
Opinion ★★★★★
ミセスXの無理な注文を何ひとつ断れないお人よしのナンがほほえましいし、グレイヤーをすごくかわいがるのが泣ける。グレイヤー坊やのキュートさと、ヒロインがチャーミングなことが何よりこの作品の魅力。気の弱いナンを叱咤する、ナンのママとグランマのキャラクターも爽快!それから、ミセスXの超贅沢ファッションが細かく描写されているのも女性読者にはたまらないところ(とくにヴァレンタインの夜のイヴニング・ドレスをあれこれ試着するシーンには注目…)。宝石箱とおもちゃ箱を半分ずつひっくり返して、ぐるぐるかき回したような楽しさ満載の逸品だ。映画化も決まったらしいが、ナンを誰が演じるのか(一読者としては、20代の頃のメグ・ライアンがイメージ…)がとても楽しみ。 私はまた非常に読むことを推薦する--The Fates by Tino Georgiou!
暇だったら・・・ ★★☆☆☆
固有名詞がぽんぽん出てくる以外は、英語もそれほど難しくないですし、内容もまさに「日記」という感じで日々の出来事を綴っています。
深く考えないで読むならいいじゃないでしょうか。
ただ、これは多分コメディなんでしょうが、私は全く笑えませんでした。
ナニー経験者が書いた小説にしては、雇い主夫婦のとんでもなさはかなりなものです。
本当にこんな人たち、いるんですかね?
作者たちは実体験でセレブの身勝手に相当頭にきてたってことでしょうか?
話は特に山場もなく続いて、唐突に終わってしまう印象。
息子グレイヤーは、身勝手な両親からペットまたはアクセサリーのような扱いしか受けておらず、現実的に考えれば、将来がかなり心配に思えるのですが・・。
でも作者はそのことに深く突っ込むこともなく、主人公に彼の元を去らせてしまいます。
主人公が最後にぶちまける雇い主への悪態も、何となく負け犬の遠吠え的。
素敵な彼氏(作中の数少ない救い)との関係も、ルームメイトとのトラブルの顛末も、主人公の将来設計も未完のままです。
もうちょっとどんでんがえしのハッピーエンドを期待してたのに。
ということで星二つ。
映画を見る感覚で ★★★★☆
他の方々が翻訳のまずさを指摘されておりますが、原書(英語)で読む分には、楽しめます。英語はそれ程難しくありません。 女性にとっては、小学生向け児童文学などより読みやすいかもしれません。 日本では、馴染みの無いブランドや絵本、メーカー名も出てきますが、その都度インターネットで調べ、「へ〜、こういう高級品扱う店なんだ〜。」 などと、楽しみながら読めたので、結構勉強になりました。
小説でのクライマックスですが、小説中盤では盛り上がっていたのに、「あれ〜、恋も給与も就職も、これではNanny の苦労も報われないのでは?」 と思ってしまいました。 
スカーレット・ヨハンソン主演で映画化されますが、ハッピーエンドが好きなハリウッド、映画でどんなクライマックスにするのかも楽しみです。
アメリカンハイソを垣間見る感じ ★★★★★
かなり前に雑誌の書評で「アメリカ版 家政婦は見た。である」となっていて、興味津々で読みましたが、まさしくその通り。読み進むうちにマンハッタンに住むハイソな人達の暮らしが垣間見えてくる感じ。と言っても何もピーピングトム的な感覚や罪悪感にとらわれることなく、読み物として十分楽しめます。各登場人物が活き活きと書き表されていて、ページを繰るのが楽しい一冊です。少々知らない単語があって飛ばして読んでいっても、まるで映画を見ているようにそれぞれの情景が頭の中に浮かびあがってきますよ。