「キャラがたち始めた」印象。どの登場人物も魅力的。作品中、主人公に「こちとらスペオペやってるんだ」的なセリフをはかせているが、狙いもあるだろうが、それがそのまま洒落になってしまっているのが惜しい。作者自身も「本棚のじゃまにならない程度の巻数で終わるので」みたいなコメントをしているが、もちろん謙遜だろう。
!いや、そうでなくてはいけない。好き嫌いがあるだろうけれど、是非読んで欲しいシリーズだ。決して、「この辺でまとめてみました」なカンジの尻切れトンボな終わり方はして欲しくない。