第三次世界大戦を舞台にした、トム・クランシーシリーズ初のリアルタイムストラテジー。プレイヤーは、アメリカ軍"ジョイント・ストライク・フォース"、ヨーロッパ連邦"エンフォーサーズ軍団"、ロシア軍"スペツナズ親衛旅団"の3つから好きな勢力を選択してキャンペーンモードを戦い抜いていく。本作は、ヘッドセットを使って声による部隊への指示を可能にした"ボイスコマンドシステム"を搭載。これにより、まさに司令官になった気分で自由自在に大軍を指揮できる。もちろん、オンライン対応なのでネットワークに接続すれば世界中のプレイヤーと対戦プレイや協力プレイが可能。それぞれが何百もの軍隊を率いて大規模な勢力争いを展開できる。
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このDEFCONの存在が理不尽すぎてどうにも納得できない
★★★☆☆
ボイスチャットで使用するヘッドセットを使って
音声で指示ができるボイスコマンドが話題になったソフト。
ゲーム内容そのものはリアルタイムストラテジーで
戦車や歩兵を指示して敵の殲滅や拠点の占領を狙う。
Rトリガーを引いている間はボイスコマンド受け付け状態となり、
「部隊1(ワン)、移動、A(アルファー)」
「部隊3(スリー)、占領、Y(ヤンキー)」
「部隊6(シックス)、攻撃、エネミー2(トゥー)」
などと音声で指示ができる。
部隊ごとにいちいちRトリガーを離す必要はなく、
ひとつの指示が終われば続けて別部隊に指示が出せる。
十字ボタンとAボタンでも同様の指示が出せるが、
音声で連続指示する方が圧倒的に早いので
できる限りボイスコマンドに頼る方がやりやすい。
音声認識はかなり良好で、初めて体験すると感動するだろう。
ボイスコマンド練習時のグラフを見るとわかるが、
思っているよりも大きめの声を出さないと反応が悪いため、
普段ボイスチャットでしゃべるときよりも少し大きめのボリュームが必要。
カメラの切り替えや増援要請に至っても音声指示が可能なので
極端に言えばゲーム中、Rトリガーしか触らなくても操作できる。
ごくたまに部隊番号や目的地の名称を取り違えられることがあり、
このあたりは戦局にも深く関わる指示なだけにもう少し精度が欲しかったところ。
戦場に出るユニットは歩兵、ヘリ、戦車などで
3すくみの関係が2種類ほど用意されており、
どのユニットにはどの種類のユニットが強いかを判断しながら
敵の種別に合わせて自軍のユニットを前進させる必要がある。
ユニットは1種類ずつとかなり削ぎ落とされているが
限られた種類の中でどれとどれをぶつけ合うかを悩むことが面白いので
これはこれで正解だと思う。
一応、長生きしているユニットは階級が上がるので強くなりやすい。
最初はなかなかユニットの特徴が理解できず、
コツがわからないまま次々と部隊がやられたりしたが
慣れてくるとヘリの視点を使って周囲を警戒し、
敵を発見次第、速やかに砲兵で長距離攻撃をしたり
複数の拠点を歩兵に占領させつつ戦車で防衛するなど、
多角的な攻め方が同時にできるようになって楽しい。
「戦争の序曲」はチュートリアル的なキャンペーンなので
それが終わってからの「第三次世界大戦」こそが本番。
3種類の勢力のどれかを選択し、
残る2つの勢力との戦いに勝利することが目的。
オンラインによるマルチプレイは未体験だが、
シングル同様に勢力を選択しての戦いができるものの
マッチング処理に難があるようで、
なかなか気軽に対戦ができないという不満が出ているようだ。
ウリである音声認識システムの目新しさに飽きてしまうと
本編が割と単純なシミュレーションなだけに
熱が一気に冷めてしまうかもしれない。
だが、ひとつひとつのユニットを表現するグラフィックは非常に綺麗だし、
指示に対するユニット個々の行動もバカすぎず優秀すぎないバランスが取れている。
それぞれのユニットの強弱関係もうまくまとまっているし、
何回遊んでも一定の楽しさが保たれるのは見事だと思う。
唯一不満なのはDEFCONの存在。
ゲームをしていて一方が負けそうになると
負けている側に無条件に与えられる範囲攻撃のシステム。
一回だけとはいうものの、ある範囲にいるユニットをほとんど壊滅させられるので
せっかく戦略を考えて進めてきた勝利側の軍勢を
いきなり潰してしまうことができる。
相手がDEFCONを使ってからユニットを散開させても間に合わず、
かといってこれを避けるためだけに部隊を分散して動かすのは
作戦が限定されてしまってシミュレーションの醍醐味がなくなってしまう。
シミュレーションの面白さは自分の理想とする状態に向かって
チマチマとコマを進め、徐々に思い通りの局面に仕上げていくところにあると思うが
このDEFCONの存在が理不尽すぎてどうにも納得できない。
敗戦側に逆転の可能性を用意したかったのかもしれないが、
DEFCONに関しては入手条件が何もなく、
どういった行動をしていてもいきなり使えるようになってしまうため
面白味もなにも感じられないのだ。
せっかくいろいろな局面を乗り越えてきて勝利が間近に迫ったとき、
何の脈略もなく自軍が大破するのはどうにも無理がある。
それさえなければもっともっと楽しめたのだが。
残念でしたコレは
★☆☆☆☆
戦局が大きく傾いたときにWMDというやたら強い核兵器みたいなものが使用される仕様が、全てを台無しにします。
気の長いほうじゃないなら、買わないほうがいいです。
ドブにお金捨てたようなものです。
この核兵器が使用されない冒頭のほうは面白かったんですが…。
こっちが少しずつ対応して攻めていったのに、敵がそれを使用すると全てが水の泡となります。
ムカついて仕方がありません。
このシステム、必要ですか?
こうなると、全体的なテンポも悪くなってきます。
地道に攻めていた冒頭はそんなに気にならなかったのに、
WMDを使われたあとは、簡略化された戦闘システムが「テンポ悪い」としか感じなくなります。
全てが作業と化します。
簡略化されてるだけに、ものすごい退屈です。
「時間を返せ」という感じです。
リアルなシミュレーション、出ませんでしょうかね。
リアルなら作業感なく楽しめそうなのですが。
音声認識も、しっかり認識される。
これだけはなかなか楽しい。
数字や拠点などは、英語発音すると簡単に認識されます。
新鮮な音声認識システムや戦闘システムでしたが、愚かな仕様のせいでとても残念なゲームとなりました。
残念ながら、サーバ運営が問題だらけです
★☆☆☆☆
2対2か4対4の対戦時の作戦打ち合わせにボイチャは必須ですが、音声認識機能の使用は必須ではありません。コントローラと別系統の命令を同時に出せる訳ではないですし、音声命令中は当然ボイチャはできませんし、画面が命令文で埋まって状況認識を妨げます。いずれは実用段階に達するでしょうが、まだ発展途上の機能ですので、多くを期待しない方がいいでしょう。逆に言えばマイクが無いからといってプレーを諦める程のこともありません。
本作の目玉は世界中のプレーヤーが三陣営に分かれてしのぎを削る、シアター・オブ・ウォーですが、残念ながら運営がうまくいっていません。
まず第一に、欧米での発売から4ヶ月経っているにもかかわらず、勝利条件という根幹のルールすら、固まっていません。発売直後の第1フェイズは勝利条件変更による突然の終了通告、第2フェイズも昨年末以降90日以上停滞した挙句、勝利者無しで仕切り直しになり、再開はされましたが今後のルールをどうする気なのか未だに不明確です。
第二に、第一の問題を解決するため、度々サーバ側で修正が入り、データ破損による巻き戻し・サーバのパンクが日本語版発売後に限っても各一件、修正作業の遅れによる開始時間の遅延は数え切れぬ頻度で起こっています。2件の事故については全プレーヤーにゲーム内通貨を配るという謝罪がありましたが、英語ですらスレッド内での発表で、無論日本語公式ページに言及はありません。サーバメンテナンスは毎日日本時間午後5時から7時過ぎですので、遅延は即プレー不能を意味しますが、これも英語公式にすら予定を発表しません。
第三に、陣営によるプレーヤー数の偏りが酷く、対戦が成り立ちにくい状態にあります。米国陣営プレーヤーが多く、自軍に有利な対戦場を選べるので、欧露陣営のプレーヤーがクイックマッチで引くのは、米国有利なマップばかりになりがちです。実績解除という逆インセンティブがあるため、この状態の是正をプレーヤー側に要請するのは無理があり、と言って管理者側が強制措置を導入する予定も無く、再開された第2フェイズは、荒れ果てた展開になっています。
発売後4ヶ月経ってもこの有様ですので、今後画期的な修正があったとしても、(欧米の方がプレーする時間帯にプレー可能ならともかく、メンテ明けの時間帯がメインならば)プレーヤーが戻ることは期待薄です。今から買うのでしたら、ソロ・フレンド対戦専用と割り切って、それに見合った価格で買うべきでしょう。
微妙…
★★★☆☆
戦略シミュレーション大好きなので
期待して購入しました。
他のコメントにある様な
マイク入力は全くトラブルなくスムーズに指示は出せました
が…
精鋭舞台育て上げる前に
クリアしてしまい…
全体的に達成感が全く感じられず
自分の選んだ軍のシナリオが
どういうものなのかとか
ストーリー性が少しもないように感じました。
戦争ゲームは少しでも
その背景やストーリーが見えないと燃えないです。
つまらなくはないけど面白くもない感じですね。
一度クリアした後も
能力引き継いでまたプレイ出来たらいいのに
せっかく育ててもクリアしたらまた最初からっていうのは
正直がっかりでした
微妙!?
★★★☆☆
鳴り物入りで登場した本作ですが、音声認識で操作するくらいなら
コントローラーで指示したほうが早いです。
肝心の音声認識ですが、かなりの声量で明瞭に発音しないと認識されません。
部隊1を移動させる場合、1をワンではなくてウォワン(特にオを強くして)と
言わなければなりません。普通にワンというと何故か9が選ばれてしまいます。
2はツーではなくツォウーと発音しなければなりません。
最初は面白かったんですが馬鹿馬鹿しくなってやめてしまいました。
内容は単純なRTSで特筆すべきものはないです。
グラフィックがイマイチで若干荒いのが目立ちます。
それとカメラアングルが良くないのでイライラします。
敵機・味方機ともに動きはモッサリとしていて移動に時間があるので
コントローラーでの操作で十分に部隊を指揮できると思います。
オフは練習用なのでオフ専の方は控えたほうが良いかも知れません。