前半は教典
★★★★★
前半の170ページは毎日通勤時に読み返しています。字が大きいので疲れている時でも目を落とすだけで頭の中に入ってきます。他書でも似たような内容がありますが、渡邉氏の語り口のせいかよく響きます。良い本です。
目標管理と奉仕と顧客満足
★★★★☆
夢を抱き目標管理で到達を図る大切さと、奉仕と顧客満足が成功へと導くことを説く。
さっと読んで思い出すための本。
《情熱》と《リスク管理》。
★★★★★
やはり、成功したビジネスマンは、熱い人が多いですね。組織内部で、限られたパイを奪い合うだけなら、その熱さが、却って逆に邪魔になると思いますが、何か新しいプロジェクトを立ち上げるのなら、この 《熱さ》は、必要不可欠だと思います。《安全コース》など、ただの幻想にしか過ぎないことが明らかになった今、《リスク》を厳密に管理しながらも、新しいものに挑戦する、この《熱さ》が、大切なのだと思います。皮肉なことに、それが今の時代における、最大の《安全コース》なのかも知れません。
熱い1冊
★★★★★
外食を中心に、農業、教育といった幅広い分野に活躍するワタミグループを率いる渡邉社長による1冊です。TVで、夢を達成する日付を入れた手帳を持ち、熱弁をふるわれるのを見て、熱い人だなあとは思っていたのですが、実際に経営されている居酒屋「和民」に行ったこともないこともあり、どんな人なんだろうと手に取った次第です。
「働くということ」といったテーマもあるのですが、「生きるということ」「人間として大切なこと」といったテーマに、ページも大きく割かれており、ビジネス本というよりは、人生指南書といえるかと思います。内容は、「日本で一番、ありがとうといわれる回数が多い会社を目指す」等々、いたってシンプルなのですが、それを熱く語られ、かつ、実践・達成されたこともあり、非常に、心に響き、元気の出る1冊です。
部下を始め、多くの方に読ませたくなった、素晴らしい本でした。