Something Borrowed, Something Blue, and Baby Proofに次ぐ、作者第四作目。

幸せな結婚をしたはずの主人公Ellenが、ある日ニューヨークの街角で8年前に別れた彼と出会って、、、。元彼と現在の旦那、旦那の家族、仕事、自分は本当は誰を愛していて、何がしたいのか、、、答えを見つけ出すまでに揺れ動くEllenのお話。
やっぱり、この作者、私は大好きです。話の運び方が上手い！Ellenはどうなるのか？？？ととにかく目が離せずに、あっという間に最後まで読ませられます。
そしてところどころにまた、良い表現が出てくるんです。

"...love is the sum of our choices, the strength of our commitments, the ties that bind us together."

彼女の前3作が好きな人は、これもきっと気に入ると思います。私的には、前3作にひけを取らない出来だと思います。

という感じです。
彼女の本は全て読んできましたがどれもやめられない面白さがあって、時間を忘れて読みました。今回も出だしの感じで何か起こりそう...という感じですが最初に予測できた結末なのに、中盤でなんだかダラダラしちゃって最後でやっと...と思いました。前の3作が大好きだったのでなんの心配もなくすぐ買って読みましたがこれは人におすすめできる内容ではないです。
話の内容は結婚して仕事もうまくいっている主人公のもとに、悪い終わり方をしたままだった元彼が現れて...といったところです。
彼女の本を読もうか迷っていて、まだ前の3作を読んでいないのなら前3作の方がおすすめです。
something borrowedをあっという間に読んで以来彼女の本は出版されるのを楽しみにしていただけに残念です。次に期待しようと思います。