いままでのWP本では無かったパターンかも
★★★★★
WordPressのプラグインを作ったり、ちょっと変わったことをやろうとした時に、とっかかりになる本だと思います。
"WordPress Codex" を読めばわかることかもしれませんけど、こうやって1冊の本になって手元にあると、また違いますね。 DBの構造なんかも載ってて、助かりました。
いままでのWordPress本では無かったパターンかも。
本書をベースにいろいろ発展させていけそうです。
個人的には「買い」でした。
これでしばらくWordPressで遊べそうです。(^^)
ただし、本書は「デザインやテンプレートのカスタマイズ」ではなく、「機能のカスタマイズ」向けに書かれてますので、初めてWordPressを使ってみよう、オリジナルのテンプレートを作ってデザインを変えたいといった場合は、別のWordPress本から入った方がよいと思います。
index.phpとhome.phpの違いがわかる
★★★★☆
WordPressのレイアウトならCSSの知識だけでも簡単にできるけど、ちょっと複雑なことをしたいと思ってもなかなか良いサンプルがありません。
本書は章の最初に完成形を示してくれて、自分がやりたい事がどこに書いてあるのかわかりやすくレイアウトされています。もちろん、サンプルもちゃんと掲載されているので、やりたい事がすぐに実現できる良書だと思います。
index.phpとhome.phpはどちらが優先されるのか?
これを知るだけでもバラエティに富んだトップページの設計ができるようになりますし、WordPressをCMSとしてさらに利用するための情報も満載です。
あとはリファレンスさえあれば最高ですね。
当面はCodexを参照しながらと言うことでしょうけど、プログラム言語本によくある逆引き辞典みたいなものが出てくるとうれしいなぁ。
いきなりこの本で学ぼうとするとわかりずらい
★★☆☆☆
Wordpressの専用のタグや関数に関する基礎的な説明なしに、
本文が書かれているため、これらの知識がないで、読むと、
非常にわかりづらい。
Wordpressが、このような作りになっているのを
知らないで、この本に触れると、面喰ってしまう。
待ってましたの一冊
★★★★★
WordPressでユーザ向けにビジネステーマを制作しています。
海外情報を中心に独学(ネットがマニュアル)の状態が続いていましたが、
やっとこのようなWordPressの構造に光を当てた本が出ました。
大変ありがたいところですね。
特にテーマをいじる人には「そうだったのか」という部分が多々あると思います。
私の場合はあくまでもカスタマイズという立場でWordPressと付き合っています。
テーマは完成度が高い有料の海外テーマ(プレミアムテーマ)をアレンジして使用しています。
こうした有料のテーマは様々なセッティング機能を装備し、WordPressのCMS色が強くなっており、
・投稿すると画像を含め、自動的にサムネイル構成のトップページを生成
・指定カテゴリやページをトップページで効果的にいくつも演出
・カスタムメニューによるメイン、サブのプルダウンナビゲーションの自動形成
・カテゴリ、ページなど個別対応した優れたSEO機能、早いブラウザ表示構造など、
海外の先端のテーマにはいつも感心しております。
こうなってくると、私の場合は文字コードの対応や日本語フォントに体裁を合わせたり、
ディスカッション機能を外したり、レイアウトデザインを変更したり・・そんな作業が中心になります。
そんな中で、待ってましたの一冊が登場した気がしました。
本書は簡単な事例により紹介されていますが、考えて選定された事例なので
読んでいるとWordPressのPHP、MySQL、Javaスクリプトの相互関係が自然に明らかになります。
ファンクションによるテーマセッティングやウィジェット、プラグイン・・・
WordPressの構造を整理すると同時にいろいろな対処方法が見えてきた気がします。
特に各テンプレートの共通部分の関数化による統合は参考になりました。
WordPressをCMSとして活用しWebサイトに取り組む人には必要な良書と思います。
WordPressもいよいよ日本で本格普及という感じですね。
wpを骨までいじり倒したいと考えている人に
★★★★★
WordPressのテーマやプラグインを本格的に開発したい方向けの技術参考本。
WordPressはテーマや各種プラグインが豊富な為、既存のプラグインやテーマをインストールする事で結構満足できてしまうのですが、内部に関する参考資料が少ないため、1から自作プラグインを作ろうとすると非常に敷居が高い状態でした。WordPress Codex 日本語版 も資料的には現在も十分とはいえず、本国サイトの英文から拾い集めたり、既存のプラグインを解析して応用する事態もありました。(自作のプラグインを作った時、偉い苦労しました。)
やっと待望の技術参考本が出ましたね。嬉しいですよオニーサンは。
巻頭ではXAMPPやMAMPを使ったローカル環境の構築から始まり、テーマの基本的なカスタマイズ、カスタムフィールドの活用、wpdbクラスを使ったデータベースアクセス、そしてプラグイン開発の基本と応用が、豊富なサンプルと共に丹念に解説しています。ショートコードを使ったプラグインやウィジット用プラグイン等の開発や設定画面に関する設計の解説もあり、自力ではやや困難だった部分をこの本で押さえることができました。
残念なのは、タグやフックやwp専用関数に関するリファレンスがない事。この本とは別に情報源が必要です。
あと、PHPに関する解説は全くありませんので、言語初心者向きの本ではありません。
が、wpのプラグインやテーマの構造を理解しやすくなったと思います。
この本を足がかりに、wpのプラグインを自作する人がもっと増えてくれるといいなと思いますね。
※ wordpress 3.xに対応した追補版が出ます。新規に購入の方はそちらがいいでしょう。
PHPによるWordPressカスタマイズブック