最近になって日本でも脚光を浴びつつある「コンピュータ・フォレンジック」だが、その内容をきちんと押えている日本語の書籍、となるとほとんど存在しないのが実情だ。残念ながら日本の法律事情に関する補足がされていないのが玉に傷 (なので星 4 つ) だが、それを差し引いても、本書はぜひそろえておきたい一冊であると言える。
項目立ても原書通りなのかもしれないが、今ひとつわかりずらい。(之は仕方ないのでしょうか?)
この種の邦訳本は訳者のコンピューター技術より日本語能力が直接試されるものであると感じた次第。監修者の監修にも期待したい。
尚、内容そのものは非常に参考になったことを強調したい。