これは良い
★★★☆☆
DSゆえ音はそれ相応ですが、メロディーは良いです。
ロマンシングサガの原点のメロディーがここにあるんですよね。
少しだけゲームボーイ時代を思い出しました。
でもやっぱりこの音と曲数、ディスク枚数を考えるとこの値段はちょっと高いですね。
伊藤賢治の作曲魂
★★★★☆
確かに原作にあった電子音ならではのインパクトは無く、
足された要素が少々蛇足に感じるというのは分かります。
個人的な印象として、
「燃える血潮」は前奏部分の印象がやたらPOP過ぎるし、
「ネバーギブアップ」はFF5のビックブリッジの死闘に似ていたり、
「勇者のテーマ」は勢いが無くソフトなミドルナンバーになってました。
ただ、ゲームボーイが出てから、
プロアマ問わず色々な方のアレンジ版を聞きましたが、
どれも不十分な印象だったのを覚えています。
なので、それが生みの親であるイトケンが出した答えであるのなら、
素直に受け入れようと思いました。
プレイヤーが勝手に想像して膨らませるのは自由だと思うのですが、
ゼロから生み出して全てを知っている者が書き下ろした譜面は、
唯一無二のものであって、正解だと思いたいです。
特にフルオーケストラでは無いわけで、
シーケンサーのレベルではもはや限界突破をして、
遊びの域に到達していると思いました。
なので、自分は納得ですね。
ちなみにオススメの聴き方は、
DS版をプレイした後に聞くと良いかも。
音楽を先に聞くとどうしても原作に秘められた当時の思い出が出てしまい、
マイナーチェンジにしか感じない気が個人的にはしました。
エンディングの曲も入っているので、
クリア後に開封しても良いかもしれません。
がっかり
★★☆☆☆
DSを持ってないので期待が先行しすぎた部分はありますが、完全に期待を裏切られた気分です。DSでどこまでできるかわからないので最低評価は避けましたが、HPの「伝説は始まる」を聞いて期待したほどの出来ではないように感じました。
また、全体的にもっと工夫の余地が有る感じがあります。GB版がGBとしては傑作といっていいほど作りこまれた曲が多いだけに、聞き比べると「ゲームミュージックだからこのぐらいでいいや」というある種の投げやり感が目立つような気がします。
私は大満足でしたが…
★★★★☆
8ビットミュージックからの正統的な進化。
誰もが大きく期待を裏切られることはない安心感のあるアレンジ。
身も蓋も無いが一言で言えば「豪華」になった…
いや、逆にこの一言以外思い浮かばない…ある意味で上限の見えるアレンジ。
言ってみれば安心感と引き換えの意外性の無さ、それが唯一の弱点。
かつてのSAGA2ミュージックに適度な郷愁がある方には文句無くオススメ。
過度な思い入れがある方、全く思い入れがない方は公式HPで視聴してからでも遅くない。
http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/saga2/
もうちょっと原作よりだったら
★★★★☆
オリジナルが好きすぎるからか…。
思い出は美化されるからか…。
今回の曲は、当時程の衝撃は受けませんでした。
初代『必殺の一撃』で使われた、音を交互に出す謎の技法が無くなってるのがショック。
大好きだった初代『燃える血潮』が今回なんだかもっさりした曲になっちゃってるのがショック。
昔のイトケンさんの曲のほうが、変に格好つけてなくて僕は好きだな。
最近の曲はオシャレだけど、耳に残らないんだよね。
でも『死闘の果てに』・『闇の狭間』・『秘宝を求めて』・新曲『異世界の地へ』はいい感じですね。
ゲームボーイ時代にあった数々の裏技は今回も健在なのか…。
楽しみである。