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Healing ADD: The Breakthrough Program that Allows you to seand Heal the

価格: ¥1,411
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Berkley Trade
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   ADD=注意欠陥障害とは、生物学的な不具合がまず根底にあって、そこから心理的、社会的な問題へと波及していく障害である。くわしい症状などについては、第1巻『「わかっているのにできない」脳(1)』を参照していただきたい。

   ADDの人は、パソコンでいえばメモリやディスク容量、処理速度が不十分な状態である。プログラムをうまく走らせるためには、まずパソコン本体を修理し、改良してやる必要がある。脳の機能を高める治療がそれにあたるのである。ADDの脳の機能を最大限に高めるには「生物学的治療」(食餌療法、有酸素運動、薬物療法、ニューロフィードバックなど)、「心理学的治療」(コーチングなど)、「社会的治療」(しつけ、対人関係のスキルなど)をバランス良く行っていくことが大切である。
   たとえば食餌療法で高タンパク、低炭水化物食を推奨したり、薬物療法では、毎日決まった量のアデラールやリタリンの服用を推奨したりするなど、かなり細かい指示が出されている。なかでも興味深いのは、ニューロフィードバックである。これは頭皮に電極をつけて、脳波の周波数とパターンを調べる。測定された脳波はモニターに表示されるので、患者はこれを見ながら脳波をコントロールする訓練をするのである。発展途上の技術なので、これからが期待される。
   「心理学的治療」のコーチングは、専属のコーチの指導の下、前向きな発想を持ち、人生の目標に向かっていく新しい治療法である。また、「社会的治療」では、親や教師の子どもに対する接し方が記されている。

   不登校や学級崩壊など、子どもに関連する問題が多い現在では、著者の提唱する方法が効果を発揮するのではないだろうか。ADDに興味のある方にはもちろん、子育てや学校教育に悩んでいる方にも、ぜひおすすめしたい一冊である。(冴木なお)

う〜ん ★★★★★
わかってるけど、できない。そういうことって少なからず皆さんにもあると思います。脳の働きについて考えるきっかけになりました。素人でもわかりやすく、自分の症状として読みたい方、またただ単にこういう人いるいる、という風に読んでも面白いないようだと思いました。
まさに ★★★★★
 私もこの本で人生が変わった一人です。
 この本を読んで収録されている簡易テストを行い、ほとんどの項目にあてはまっていたため、専門のクリニックの門をたたき、SPECTを撮り、自分の脳の動き具合を知りました。そのことにより、自分がただの「ダメ人間」なのではなく、「ちょっと面倒な脳の持ち主なだけなのだ」と思えるようになりました。
 前向きに生きられるようになり、仕事も人間関係も長続きするようになりました。「わかっているのにできない」ことで自分を卑下している人に是非読んでもらいたいです。
song end ★★★☆☆
ダニエル・エイメン「わかっているのにできない」脳1

 怖いことばかり書いてある本
 いわく、転んだり事故にあったりして脳に打撃を受けると、外傷はなくとも深刻な機能低下がのこり、精神活動に支障を来す。いわく、一般的な精神科のカウンセリングはおもに精神のソフト面への働きかけだから、ハード面の損傷に対しては効果が薄い。いわく、エイメン・クリニックでの治療は機能が低下している脳の部位を画像診断によって特定した上、ダイレクトに働きかける投薬を行うので、非常に効果的に治療できる。
 気持ちが興奮して眠れない夜に、なかば本気で脳を強制終了できるスイッチがあればいいのに、などと夢想することはあるが、本書の中ではそれに近いことが脳画像診断と投薬によって実際行われている。
 なんかほとんど古典的な近未来SFのような世界。息子の性格が豹変してしまったことに悩んだ親がエイメンクリニックを訪れ治療を受けさせる様は、ほとんど手がつけられない子供に困り果てた親がロボトミー手術を受けさせるかのよう。個々のケースのディテールをはしょってたくさんの劇的な効果を列挙していることもその印象を増長させる。
 人間を血の詰まった袋、などと評することもあるが、ここではほとんど脳は(=心は)、化学物質のつまったスポンジのようだ。
 いろんな意味でアメリカっぽいなぁーと。
現在なおもっとも優れたADDの本 ★★★★★
上巻ではADDの6つのタイプについて、エイメン博士の分類により生き生きと描かれている。この6分類はエイメン氏独自のものであることに注意が必要である。専門職の場合は、エイメン氏の別の著作(たとえば「愛と憂鬱の生まれる場所」などでSPECTを用いたエイメン氏独自の診断法を読み合わせるとわかりやすくなると思われます。
下巻は薬物療法、食餌療法、自動思考のコントロール法、コーチング等々が詳しく書かれている。あるタイプを除いて高タンパク低炭水化物食がADDには適すると言うことだけでも知っておく価値は高い。2001年の出版であるが、まとまった信頼できる情報としては現在も最良のものと思われます。
解決法が見つかります ★★★★★
症状別に対処法が載っています。医者に行く勇気が無い人も自分でできるやり方が書いてあります。私の場合、サプリメントで症状が改善しました。読んで、やってみてください。一歩前へ進めます。