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The Final Detail (Myron Bolitar)

価格: ¥1,266
カテゴリ: マスマーケット
ブランド: Island Books
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再びマイロンの過去が明かされていく ★★★★☆
 前作でBrendaが死亡し、そのショックから逃れるためにカリブの孤島で美人TVキャスターと3週間の休暇を楽しんでいたが、その間にニューヨークではマイロンの最初からのクライアントである野球選手が殺され、マイロンのパートナーのエスペランザに嫌疑がかかっていた。
 このシリーズは探偵小説であり非常に面白いが、マイロン自身の過去が事件のきっかけになっていたり、事件と関わることが多く、結末もあまりスッキリしていない。
 また、この作品で気に入らなかったのは、過去の回想や警句のようなことが2,3ページにもわたって書いてあるところが何カ所かあった。ちょっとスピード感に欠けるような気がしました。
 次回作では、ウィンがすっきり、あっさりとFJを射殺してくれることを期待しています。
若気の至りのつけは高いよ! ★★★★☆
 傷心のマイロンはTVキャスターのテレサとカリブ海の孤島で二人きりのバカンスを楽しんでいたが、ウィンの突然の来訪によりそれも終わる。ヤンキースの選手で、マイロンとは大学の同窓生でもあるクライアントのClu Haidが殺害され、その容疑者として、なんとエスペランザが逮捕されたというのである。エスペランザが殺人を犯すだろうか?それもクライアントを?動機は?一人テレサを残してニューヨークに戻ったマイロンはさっそく、エスペランザの容疑を晴らすべく真相の究明に乗り出すが、身柄を拘束されているエスペランザは堅く口を閉ざしたままである。いったい、彼女はCluと不倫していたのだろうか?それとも、彼の妻bonnieとの情事に溺れていたのか?謎は深まって行く。
 今回マイロンは、怪しげな店Take A Guessで女装した屈強な男に痛めつけられたり、大リーガーを夢見ていたBilly Leeにあわや殺されかけたりと散々な目に合う。これに、ヤンキースのオーナー、Mayor家の娘Lucyの失踪が絡んでストーリーは複雑に展開する。しかし、マイロンと父親のしみじみした親子の会話や、父親の病気を知り、人知れずトイレで大泣きしたり、幼い頃連れて行かれたヤンキー・スタジアムでの父親の思い出が語られたりするなど、コーベンの描く家族愛は相変わらず健在である。やはり、面白い!
戻っておいで、マイロン。逃避行なんてしている場合じゃない。 ★★★★★
前作で、依頼主を殺されたマイロンは、ショックから立ち直れず、南の島へ逃亡中。学生時代からの友人でありクライアントでもある野球選手が殺害され、その容疑が共同経営者のエスペランザにかかり、警察に逮捕されているというのだ。難航する事件を探っていくと、その原因ははるか昔のある出来事に結びついていく。