「あなたは初め笑みを浮かべ、やがて泣くだろう」。ニコラス・スパークスは『A Walk to Remember』(邦訳『奇跡を信じて』)のプロローグで大胆にもこう請け合い、その約束を見事に果たしている。まるでヨーヨーでも操るように読者の心を自在に振り回してきたスパークスが(そのことを確かめたい方は既刊『Message in the Bottle』 『The Notebook』(邦題『メッセージ イン ア ボトル』『きみに読む物語』)をお試しあれ)、今度は私たちを、初恋のころの純粋無垢な状態に引き戻してしまう。
1958年、軽薄だがお人好しのティーンエイジャー、ランドン・カーターは、四六時中仲間とつるんで、いつまでも無責任な子どものままではいられないという現実から懸命に目を背けようとしていた。そんな彼がクリスマスの芝居で主役を演じる羽目になる。相手役は町でいちばん有名な優等生、ジャミー・サリヴァン。自分の意志とは裏腹に、また仲間に罵倒されながらも、ランドンは次第にジャミーに引かれ、人生で一番大切なことを学んでいく。
ジョン・アーヴィングの『A Prayer for Owen Meany』(『オウエンのために祈りを』)のように、スパークスはユーモアと感傷の微妙かつ稀有なバランスを保っている。さほど独創的なプロットとは言えないが、涙を誘う‘少年の成長物語’は間違いなくファンを引きつけるだろう。すてきな俳優たちが演じる映画版を探すのもいいけれど、できればティッシュ片手に布団に潜り込み、思う存分涙を流してほしい。(Nancy R.E. O’Brien, Amazon.com)
ちょっとがっかり・・・
★★☆☆☆
"The NOTEBOOK"が、とても面白く、まさにPage turnerだったので、この作品もレビューの評判を見て、購入しました・・・が、期待はずれ・・・
前半の恋に落ちるまでのイントロダクションが長すぎ!いつから盛り上がるんだぁ〜と思って、2/3位まで進んだところでようやく物語が動き出し、そこからはまぁスピーディに展開はしたものの、ちょっとありきたりのスクリプト・・・
涙は全然でした・・・
続けて他の本も購入したので、ちょっと心配・・・
この手の作品
★☆☆☆☆
読んだ時期が悪かった。
この手の作品は最近巷でごろごろしているので、最初からあらすじがわかれば、読まなかった。
感動!してしまいました。
★★★★★
映画は見ていませんが、ニコラス・スパークスということで
読んでみました。
後半まで一気に読み進んでしまいました。
決して後半は公衆の面前では読まないほうがいいです。
「心の汗が」とどまりませんでした。
wonderful story**
★★★★★
I already watched the film years ago before I knew it was based on a book.Well I have to say it's one of my favorite films so far. Very touching story,simple but yet catchy. The book was awesome and I have to say Nicholas Sparks did a tremendous job on writing this one. Of course I like it more than the film itself and I found out that the book really is far better just the same experience with "twilight". If you love reading love stories at its best I highly recommend it. :)
英語初心者向けではない
★★★★☆
内容についてはいまさらいうまでもありません。
原書を読むということに関しては、英語特有の表現方法になじんだ人でないと
なかなか意味を汲み取ることができないように思えます。
これは必ずしも難しい英語であるというのではありません。
言い回しも、簡単な単語が基本になっています。
しかしこの簡単な単語の言い回しというが日本人英語初心者にはくせもので、
一つ一つの単語の意味は知っているけど、
文全体の意味がわからないといったもどかしさにおちいってしまうのです。
逆にこういった文章をすんなりと理解できるようになると、
英語がもっと楽しめるようになるものだと思います。
50代の人が10代にもどった気分で回想している話なので、
表現方法も若者が使うであろうものです。
なので難しく堅苦しい言い回しはなく、くだけた文章なので、
ネイティブや英語になじんだ人にとっては、
読みやすく、心にしみる文章になるのだと思います。
こういった基本的な単語の言い回しでいろいろな表現ができることが
本当の意味で、英語を使いこなすということなのでしょう。