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トコトンやさしい磁石の本 (今日からモノ知りシリーズ)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日刊工業新聞社
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   渡り鳥は地球表面の地磁気を感知して方角をつかんでいる。銅線のコイルの中に磁石を出し入れすると電気が起きる。テレビ、自動車、電話、コンピュータ、カーナビ、ロボットのモーターなどでは磁石が重要な働きをしている。肩こりは磁石で治る。心臓ペースメーカーや骨折治療などには磁気を利用した医療機器が用いられている…。本書は、こうした磁石のさまざまな働きやしくみを解き明かしている。

   磁石の起源は紀元前3000年ごろ、ギリシャのマグネシア地方で見つかったという天然の磁鉄鉱までさかのぼる。また一説には、中国の慈州で産出された磁鉄鉱「慈石」も漢字名の由来になっているという。本書では、磁石の起源に始まり、そこから磁石の技術開発の歴史も解説されている。特に磁性体の開発で功績を残した4人の日本人科学者にスポットが当てられている。磁石にまつわるさまざまなトピックが網羅されており、磁石が今までよりもずっと身近なものに感じられる。

   図は「磁気カード」や「MOディスク」のような薄く小さな製品までしっかりと描かれている。今後、磁石を用いた技術が期待される分野なども興味深い。医療機器もその1つであるが、欲を言えば電磁波の人体へのマイナス面についても、もう少し詳しく取り上げてほしかった。(棚上 勉)

磁石と磁性のお話。 ★★★★☆
 普段何気なく使っている電化製品などにさり気なく
磁石が利用されている−−−−本書籍は改めてそのこ
とに意識を向ける機会を与えてくれました。
 電磁気学や統計力学を持ち出さなくても、磁性と磁
石について、その材料や応用を概観したい人向けです。
お話として気軽に読むことができるので、科学の一端
にさほど構えることもなく触れることができると思い
ます。(『トコトンやさしい』シリーズは、ある分野
について独学しようという時に、入門的な役割を演じ
てくれるので重宝しています。)
 「磁石て、よぅ考えたら何なんや??」という人に
さらりと一読してみることをオススメします。。。オワリ
磁石って奥が深い! ★★★★★
びっくりしました。磁石といえば、釘をくっつけたり、砂鉄を集めたりして子どもの頃遊んだものしか知りませんでしたが、今は磁石を利用した電気製品だらけなんですね。
磁石の歴史に日本人が活躍しているのも初めて知って、面白かったです。