待っていました!
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最後の本が出てから4年、待ち焦がれていた本がやっと出ました。ほかの4冊と同じで、最初から最後までノン・ストップで読み終わりました。最初の4冊を読まないと今回の話がどうしてここまできたのかは少し分かりづらいと思いますが、最初の4冊を読んで損はない!時を越えたジェイミーとクレアの愛は、今回は独立戦争前のアメリカで育まれていきます。未来からきたクレアは独立戦争がどれほど辛いものかを知っていて、その中で平常の生活を送ろうとしています。戦争の結末、ジェイミーのまっすぐな信念、その間で揺れ動くクレアの意思、娘のブリアナとその家族、ジェイミーのことをしたって一緒に暮らすさまざまな人たちの生活が感性豊かに描かれています。うまく説明できないのが残念ですが、これは本当にmust readの本です。何回読んでも飽きが来ない本こそすばらしいものだと思います。ガバルドンさんの本はまさにそういう本です。一冊書くのに2年はかかるといわれているガバルドンさんの本ですが、シリーズ完結の6作目がいまから待ち遠しいです。