Ki-Oku
価格: ¥1,345
Pairing DJ Krush, known throughout the beat underground for his subdued, trippy soundscapes, with Japanese avant trumpeter Toshinori Kondo may seem an odd pairing. This record, however, is instantly knowable and intuitively easy to grasp. Krush's beats, while certainly up-front, don't come at the price of the composition, nor do they blast Kondo's trumpet out of the tune. DJ Krush is not only able to drive the direction and tempo, but he's also quite adept at creating mood--often mixing up somber, downtempo collages that glide with an underwater grace. His uptempo work is direct, solidly propelled by someone who knows how to handle bass and breaks. Thankfully, the canvasses Krush mixes up are large enough to include Kondo's color work. The trumpeter (who's worked with the likes of Herbie Hancock and John Zorn) takes full advantage of the opportunity. Kondo is a breathy, richly toned player, and his meshings add to the dreamy, psychedelic feel of the recording. He's effective whether he's drifting beside Krush's swirling dub coiled in a haze of effects or punctuating beats with pure blasts of horn fire. A hip-bop classic. --S. Duda
最高
★★★★★
これは今までありそうでなかった一枚だったんじゃないでしょうか..っていまさら言うのもおかしいんだけど。近藤等則の悲痛だけど乾いたトーンにKRUSHの抑制の効いたビートが重なるとそこはもうオンリーワンの世界です。冬の雑踏のなかで肩強張らせて聴きたい
近藤、KRUSH両者の作品中でも上位に属する逸品
★★★★★
近藤等則は愛すべきミュージシャンで、単身時代の先頭を突進する姿勢には頭が下がるし、近年のエレクトリックトランペット演奏は非常に素晴らしいものだが、いかんせん本人単独の録音作品ではエゴが強く出過ぎて魅力をそいでしまっているケースが見られる。惜しい。
その点、DJ KRUSHとの本作や、小唄の栄芝との「The 吉原」では、抑制の効いたプロデュースにより、近藤の美しいトランペットの音色が生かされ、かつほどよい緊張感とリラックス感の漂う絶妙の共同作品となっている。どなたにも自信を持ってお勧めできるものだと思う。
KRUSHの作品としても「迷走」「MiLight〜未来」といった充実作を連発していた時期だけに、クォリティは保証済み。むしろソロ作にはない軽やかさや色彩感を味わっていただきたい。
DJとトランぺッターのコラボ
★★★★★
世界最高峰DJと最先端トランぺッターがコラボして悪い訳が無い。
ドープなトラックにエフェクティブなペットが乗っかって極上の音楽が出来上がり。
自分が日本人で誇りに思える。
オジサンも悶絶・超クール&ドープ!
★★★★★
なんて思わず横文字連発しちゃいます。90年代のクラブシーンミュージックに乗り遅れた40代オジサンの私にだって、200%楽しめちゃいましたよ、この「Kioku(記憶)」。とにかくカッコいいっす。タイトルにこじつけちゃうと、50年代から60年代初頭のマイルスのアングラなジャズ喫茶の記憶から80年代の日野テルマサのアーバン・フュージョンの記憶まで、いろんな要素がつまつまのクール&ヒップ&ドープな音のルツボです。近藤等則氏の抑制の効いたミュートトランペットとDJクラッシュ氏のキラめくミックス・センスによってド深いめまいに誘われながら、真夜中のトリップのお供にどーぞな一枚です。
ジャズ好きでインストヒップホップの空気感を垣間聴きたいオジサンにはこの「記憶」とDJ CAMの「Mad Blunted Jazz」は必携かと。
こういうのが騒がれないのって社会問題だよ、絶対!!
★★★★★
スゴイ、ほんとスゴイね。こういうの聴くと「日本まだまだ大丈夫!!」って力づけられるはずである。ちょっとジャケのKrushの目がイッちゃってるけど、この作品は、Krushが100%芸術にかけた一作である。部屋真っ暗にして、ケータイの電源切って、正装して聴け!!