“私”の特別で大好きだったgrannyが亡くなった。失意のうちに一つのパッケージが私のもとに届く。
いつも笑顔で、ローラースケートが好きで、とても美味しいクッキーを焼いてくれた祖母。彼女が心の内にだけに秘め、誰にも語ろうとしなかった過去がパッケージの中にある。


で、始まるこのストーリー。ロシアでのお話です。話はありきたりなピュア（お相手の男性には奥さんも子供もいます）な恋愛とバレー。

私は、どうしても二人が恋に落ちる瞬間が腑に落ちない。何でそんなに突然?みたいな。
最後のgrannyの過去の結末が可哀相すぎます。泣けます。

でも、私はストーリーの最初と最後だけでよかった。ストーリー自体は本当にありきたりです。

Daniella SteelのNovelは何冊か読んでるのですが、この本が一番心に残っています。ロシアのバレーは世界的に有名ですが、その世界を物語りにしたこの本はとても良い勉強になりました。今まで垣間見た事が無かったバレリーナの人生を知る事が出来ました。またその歴史的な背景も。私とは全く違った辛くもあり羨ましいほどの勝負の世界に生きているバレリーナに勇気さえももらえました。またピュアな恋もとても美しかったです。DaniellaSteelの本では一押しの一冊です。必ず感銘するので、皆さんも読んでみて下さい。もう一度読みたくなる素晴らしい物語になるでしょう。