算数で使われる用語や概念をイラストと文章で説明。カラフルで、しかもわかりやすい構成になっている。たとえば、著者のアン・ゼーマンとケイト・ケリーは分数のことを「全体または組になったものの中の1つあるいはそれ以上の部分」と説明。例としてビーズでできたネックレスを取り上げ、ビーズ1つ1つがネックレスという全体の一部であることを示している。
本書は以下のようにセクション分けされている:「数と数のしくみ」(大昔の数のしくみ、十進法)、「基本となる計算」(算数の記号、足し算と引き算、掛け算と割り算、分数、丸めと概算、平均と中位数、特性と順序、問題の解決法)、「度量法」(長さ、距離、重さ、周辺の長さ、かさ、温度、時間の計測)、「貨幣と貨幣制度」(米国の通貨、他国の通貨制度)、「グラフ」(製図方法、4種類のグラフ)、「統計と確立」、「コンピューターと計算機」(そろばん、簡単な計算機、コンピューター)、索引。
スカラスティック社のホームワーク・リフェレンス・シリーズは、現在使用されている教科書、全国的な教育カリキュラム、およびUFTのダイヤル-A-ティーチャーのスタッフから情報を収集し、作成されている。