スケッチブックと割り切れ良好
★★★★☆
一番困るのは、1GBまでのメモリカードしか使えないことです。
もう結構古い機種なので仕方ないですが。
6分の曲で3トラックを入れたら100MB使いました。
つまり、全部で30トラックまでしか入れられないことになります。
ステレオだと2トラック使いますし、マスタトラックの2は空けておく必要があります。
1担当楽器あたり3つのバーチャルトラックを使うとすると、せいぜい5〜6つの楽器しか入れられないことになります。
工夫しようと思えばできないことは無いですが、せっかくの機能ですから使わないとね。
要するに、「贅沢にトラックを使うと、一曲でSDカード一枚使っちゃう」ってことです。
内臓音源は、他の方が書いているように、しょぼいです。
ドラムパターンも、(ロック一筋ならいいですが)それ以外のジャンルのパターンは貧弱ですね。
とは言え、安いし、軽いし、使いやすいし、エフェクターもチンケながら入ってるし、
MIDI使えばPCと同期できるし。
バンドの練習に気軽に持って行って気軽に録ってます。便利ですよ、確かに。重宝してます。
最近は1GBのSDカードが貴重なので、まとめ買いしました。
これを買うのなら、急いでSDカードを買い占めるべきでしょうね。
1GB以上のSDメモリだと動かないみたいですから。
ということで、一言で言うなら「必要十分なスケッチブック」という感じです。
最近の大容量メモリカードに対応してくれたら文句ないんですけどね。
小さくて便利
★★★★☆
【良いところ】
・慣れてしまえば簡単に操作できるし、説明書も親切
・だいたいがデカいMTRが、機能をしっかり継承して小型化(パンチインだのイコライズだのエフェクトだの勿論可能)
・電池駆動、アダプタ駆動と場所を問わず使える
・SDカード対応、音源MP3可が可能と、容量確保やバックアップが容易になった
【良くないところ】
・内臓のドラム・ベース音が10年以上昔のZOOMクオリティのまま(したがって別リズムマシン等は必須)
・ライティングの関係で、電源が切れるまで間がある(バックライト点灯時にOAタップOFF等するとデータが飛んだりも)
・機種により付属品…SDカードの有無、ACアダプタの有無がある(SDカードはまだしもアダプタ無しはヤメレ)
【まとめ】
内臓音源のショボさは泣きたくなるレベルですが、録音マシンと割り切ればいい水準にあると思います。
パターン表示じゃなくて、タイム表示に出来ればもっと便利なのになぁ(私が知らないだけ?)
どこかで安く見かけたらお手にとってみてはいかがでしょうか?