なつかしの人気アニメ「ガッチャマン」が、シューティングゲームになってプレイステーションに登場。大鷲の健、コンドルのジョー、白鳥のジュンなど、科学忍者隊のなつかしいキャラクターたちが大活躍する。

   各キャラごとに担当ステージが決まっており、それぞれがもつ個性的な武器を使って敵と戦うことになる。各ステージは、キャラが直接戦うことができる前半戦＋中ボス戦と、戦闘機に乗った状態で戦う後半戦＋ボス戦という2つの構成で、飽きのこない展開を楽しめる。それらのステージをすべてクリアすると、ゴッドフェニックスに乗って戦う最終面へ行くことができるのだ。演出面では、各ステージの最初にキャラクター画像が出たり、原作同様にボスの名前が紹介されたりと、雰囲気たっぷり。

   原作のファンはもちろん、いちシューティングゲームとしても十分楽しめる。2000円というリーズナブルな価格以上に内容の濃い1本だ。（石田真一）