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pixiv girls collection ~ピクシブガールズコレクション

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: コアマガジン
Amazon.co.jpで確認
良いんだけど…万人向けではない ★★★☆☆
まずとってもボリュームがあります。2100円相当のボリュームだと思います。本自体がしっかりしていて重いです。
ですが内容は自分はあまり満足できませんでした。
合わなかったというのが一番でした。
イラストはどれも素晴らしく上手でそれぞれ個性的で魅力的ではありますが、どうも「男性の感性から見たかわいい女の子」の絵が七割だなという印象を持ちました。
レビューには萌え系が少ないと書いてあったのでバランスが取れた様々な系統のガールズ達が見れるのかなと期待していたのですが…。
(そりゃ典型的なコテコテの無個性な萌え系の絵は無いですけどね…)

ちょっと表紙の女の子に騙されちゃったなという気分です…
私みたいに純粋に色んな系統の女の子達が見たいって方には向いてない本だと思います。勿論かわいい絵もありますが、個性的な絵が沢山揃っているにも関わらず傾向が何やら偏っているように思えました。

残念です。
pixiv初のオリジナルイラスト画集 ★★★★☆
先ず、内容としてプロ・アマ、国内・海外問わずの絵師達による350点・・・(オリジナルイラスト約240点、
pixiv内ユーザー企画イラスト約30点、ボーカロイド関連約30点、公式コンテストイラスト約60点)
・・・を越えるイラストが厚さ約1.5cmのボリュームにぎっしり詰まっています。ナイスコストパフォーマンス!

私自身もpixivに絵師として参加しており、ほとんどのイラストは初見ではありませんでしたが、
それでも自分の知らない好みのイラストは沢山ありました。
「pixivを始める前にどんな絵師が居るか知りたい」「pixivを始めたけど自分好みのイラストを簡単に探したい」
「版権よりも色々なオリジナルイラストが見たい」という方にはお勧めです。 

ただ、印刷は綺麗なのですが、難点として製本の都合上、一面に大きく掲載されているイラストは端が見にくい場所が多く、
また、ものによって掲載されている大きさが小さい場合も多々あり、本当の魅力が伝わり難いのでは?と感じるイラストも・・・。
加えて、良い意味でも悪い意味でも「オリジナル」で「ガールズ」なので、
「ボーイズ(!)」「版権」「背景」「モンスター」などといった違うジャンルのイラストを見たいなら、
やはりpixivに登録する事が最良の選択です。自分で好みのイラストを探す事もpixivの醍醐味なので。

・・・とは言え、pixivがどういったものかを味わうきっかけとしては十分濃い内容なので
絵師の方、またそうでない方を含め、イラストに興味がある方なら手に取って損は無いと思います。
〜最後に絵師の皆様へ〜
pixiv内で絵が高評価を受けるともしかしたら貴方のイラストが何らかの形で掲載されるかも知れません・・・
いつも「お絵描き楽しす!」の心と共に。
最近pixivの存在を知ったのですが... ★★★★★

数ページめくっただけでも、かなりショックを受けました。

様々な作風のイラストが載っていて、そのすべてに作者の拘りが感じられ、すごくレベルの高い作品群だと思います。

美少女といっても、瞳の大きいオタクとかアキバっぽい美少女はそんなに多くないです。
描き込みのしっかりしているものが多く、色彩や光、デザインにも、それぞれの作者の情熱を感じられました。

絵の好みは人それぞれですが、その点に関しては、まずハズレということにはならないと思います。...たぶん。

2000円の価格に対してボリュームも申し分ないと思ったし、たくさんの人の作風を目にできるので、「これからイラスト関係の仕事を目指したい」と思っている若い人達には一見の価値アリだと思いました。

オフライン版pixiv ★★★★☆
常時接続の環境ではない為、ついカッとなって買ってしまいました。

pixiv内で評価の高かった絵をまとめたオフィシャルな画集本です。
ネタ系絵や4コマ絵・講座ものは皆無。後半にコンセプトアートとして、pixivファンタジア・ぴくがく・妖戦記・ピクシブたん・お絵かき娘と、初音ミクに代表されるボーカロイド関連の創作絵が掲載されています。そして、巻末にはpixivの産みの親と育ての親のインタビューがあります。鯖部屋の写真が掲載されているのですが、中々の手作り感があります。(笑)

底辺な絵師として私も参加してはいますが、オンラインで中々楽しめない状況の身として、オフラインで楽しめるこういった画集本の存在は有り難く思います。ただ、コメントなど読んで楽しめる部分少なめ。オンラインで楽しめる方にとっては、この構成では些か物足りなさを感じるかもしれません。

でも、魅力のある絵は紙媒体であってもパッと見だけで何かを感じさせるモノがあります。じぶんの描く絵に足りないモノ、いろいろと気付かせてくれました。