似てるでしょ?
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このアルバムは1966年にフランスで発売されたもの。とフランス語で書いてある。それによれば(俺はフランス語は第二外国語だが少しはわかる)カナダの作家で歌手のレナード・コーエン(ユダヤ系)の「スザンヌ」をカバーしている。コーエンは当時は日本では誰一人今でも3人位しか知ってる人(オーバーか)いないがスザンヌ・ベガ(私NYまで追っかけした)の師匠。もてもて親父で好きでない。フィル・オクスのカバーも。オクスはボブ・ディランのライバルだったが敗北。後に自殺。日本では知る人少ない。リッキー・ネルソンはカントリー歌手。美男で映画「リオブラボー」に出てたから知ってる人がいるかも。コステロがカバーした記憶あるが曖昧。このカバーを聞くと何となくアルディは唯のアイドルではないことが解る。時に22歳。カバーのスケッチは自画像で誰が書いたか知らない。Aさんそっくりだが彼女はこんなにきつくはない。ボブ・ディランがアルディにラブレターを書いたが見事に振られた。ライバルで自殺したオクスをカバーしているのはダメ押しだろ。ディランはくせのある男で案外もてない。俺よりはもてたが。
やっぱりこれ!
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フランソワーズアルディの曲は沢山聴きましたが
やっぱり最後にここに戻ってきました。
「さよならを教えて」を収録したこれがやっぱりおすすめ!
どなたにも気に入っていただけること請け合いです。
何度も繰り返し聴いてしまう
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フランソワーズ、68年の8枚目のアルバム。
僕はフレンチポップ、イエイエガールの楽曲は確かに好きなんだけど、どうもワンパターンなところがあり、アルバム買うならベストでいいやという考えなのだが、フランソワーズ・アルディだけは別で、特に60年代後半から70年代半ばまでの彼女のアルバムはとてもトータリティが高く別格だと思っている。それはアルディの美意識に対する尖鋭性が強烈だったことによるのだと思う。いわゆるシャンソンの悲哀の情とは一味違い、哀しみすらも格調高い美しさに昇華しているロマンティックさが特徴だ。
さてこのアルバム、表題曲の"さよならを教えて"が、大変、有名で聴けば多くの方が知っているポピュラーな曲だが、それをM1に持ってきているため、普通ならその後の展開のポテンシャルが心配なところだが、そこはこの時代のアルディ、1曲たりともクオリティは落ちていない。スロー・ミディアムテンポの曲ばかりだが、決して退屈な感覚はない。むしろこの気だるさがアルディの美意識の象徴ともいえるだろう。流麗なオーケストレーションがしっかりと曲に格調高さをつけているが、全く大仰に聴こえないところは、本当に素晴らしい意匠だと思う。わずか30分のこのアルバム、しかし12曲じっくり味わえるアルバムである。
アルディの魅力
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このアルバムのタイトルでもあり、一曲目に収録されている「Comment Te Dire Adieu」は、誰もがどこかで耳にしたことがある曲です。アルディ特有のメランコリックな雰囲気に仕上がっている一枚です。