猫に限らず、ペットの命は永遠ではありません。悲しいけれど、いつか別れはやってきます。猫が居なくなって辛い思いをされている方はもちろん、現在猫を飼っている方にも読んで欲しい本です。
病気になった猫、事故にあってしまった猫、どの猫も限られた時間を精一杯生きたのだと思います。
涙なくして読めない本ですが、読み終えた頃には「猫と暮らすことが出来て、幸せだった。私の元に来てくれて、ありがとう」と思えるはずです。
そして、現在猫を飼っている方は、猫に対する愛情がより一層深くなっているはずです。

最初の出会いから最後の別れまで、飼い主さんたちそれぞれの愛猫に対する深い愛情を感じるエピソードがたくさん収録されています。
笑いあり、涙あり、感動あり、それぞれにドラマがあり、愛猫を亡くした経験がある方は共感できる話もあると思います。もう触れることは出来なくても、猫たちが残してくれた思い出は決してなくならないということが分かる一冊でしょう。

可愛い子猫を飼い始めるときは、覚悟しておかなければならないことがたくさんあります。きちんと食事を与えてあげるのはもちろん、体調にも気をつけてあげたり、時期が来たら避妊手術や虚勢手術をきちんと受けさせてあげる。そんな当たり前のことのほかに、死んでしまったときの覚悟が必要です。動物の命は短いから、まず私たち飼い主より先に逝ってしまう。そのときに悲しみに耐えられるかどうか。よく、愛猫や愛犬が死んでしまうと、あまりの辛さにもう二度と動物は飼いたくないという人の話を聞きます。でも、この本を読んで、あまりに短い命を少しでも幸せに過ごせるように、そして、たくさんたくさん愛してあげられたこと、たくさんの喜びや優しい気持ち、時には勇気を与えてくれたことに感謝して見送ってあげられる強さを持ちたいと思いました。ペットを亡くして辛い毎日を送っている人には、是非お勧めしたい本です。

飼い猫を飼っていた飼い主さん達の思いがそのままストレートに伝わって来る本だったので、読み初めから涙が出て来て最後まで読む事はできませんでしたが、動物が嫌いだと言う方には是非読んで欲しいなと思います。動物に対する見方が変わる筈です。

これは、色々な人の実話らしくて、猫とのお別れのはなしをかいています。
私は、猫をかっていて、自分もこうなってしまうのか・・・
と思いながら読んでいたら、自然とポロポロとなみだがでてきてました。
本でこんなに泣いたのはこれがはじめてです。
もう、よまなきゃだめです!!((謎))