良い本ですが、初期研修医まで
★★★☆☆
うちの多くの初期研修医が持っているので、少し拝借して読んでみました。感想としては、ごちゃごちゃしすぎ..
これほどの情報量を詰め込んでいるには感嘆しますが、正直アンチョコにここまで書かなくても良いんじゃないかというような蛇足が多い気がします。
レベル的にも初期研修医向け、文献も超有名ばかりでreferenceを参照する訓練にもなるでしょう。しかし、私にはtarasconのシンプルさ、コンパクトさには及ばないと感じました。
これはすごい!
★★★★★
☆病棟実習が始まった医学生〜研修医にお勧めします☆
私は東京に病院見学をしに来た際にこの本の存在を知りました.
有名病院を二つ見学しましたが、初期研修医がほぼ例外なく持っており、びっくりしました.
あまり何も考えずに買って、その後折に触れて読んでおります.
【良い点】
必要にして十分な記述量で、常に持ち運べるサイズ
個人的には、記述の根拠となる論文が多数明示されている
リング製本で、メモを挟みやすい
【悪い点】
詰め込みすぎて、若干開きにくい
略語が(最初は)分かりにくい
総じて、症候や病態に対するアプローチを簡潔に示してくれる、かなりの良書です.
周囲の医学生によく勧めますが、買った人は例外なく感動しています(ある程度人は選んでいますが).
基本
★★★★★
NYの病院で内科レジデント(PGY3)をしているが、ここではインターンも含めて、ほぼ全員に、と言っていいほど普及している。病棟で必要になる知識がコンパクトにまとめられており、確認したい時にすぐに白衣のポケットから取り出せるのがいい。根拠となる出典も明記されている。基本的に箇条書き、もしくは用語の羅列なので、「読んで勉強する」ための本ではない。むしろ必要な情報をピンポイントに検索したり、確認するためのマニュアルと言うべきだろう。他のレビューにもあるように、各疾患に関してある程度の知識がないと「意味不明」という部分も多いかもしれないが、それはあくまで読み手の側の問題である。
これほど多くのインターンやレジデントがこの本を選び、現実として日々の診療のスタンダードとなっているのはなぜだろうか? 「コンパクトである」「検索しやすい」「エヴィデンスに基づいている」等々、いろいろな理由が挙げられるだろうが、特に「work up」の項が出色だ。高ナトリウム血症をみたときに、どうするか。「Workup」には、次に何をするのが最も適切かが簡潔に記載されている。そして、その結果をもって、さらにどのような検査あるいは処置をすべきかということについても。
この本を常にそばにおいて、必要であればUpToDateなどでさらに詳しい知識を得ていくというのがこちらのインターンおよびレジデントの基本的な病棟での働き方だ。
日本の本でもっとわかりやすいのがあるけどなー
★★★☆☆
すごく人気が高いようですが、日本のあんちょこ本にもわかりやすいのがたくさんあります。
アメリカをみて、日本を見ていない人が多すぎ。
ワシントンマニュアルはすごいとおもうけど。これはどうかな?
サイコーです!!
★★★★★
新版になってから非常に見やすく、かつ情報も更新されて文句の付け所がありません。ハリソンさんとかワシマニュ、Up To Dateなどで調べものをしたら、この本も見てください。いままで気にも留めていなかった処に調べたことが実はちゃんと記載されていた、なんてことが多々あります。読めば読むほど味の出てくる、コンパクトながら深い本です。
初期・後期研修医に限らず内科に携わるすべての医師にお勧めです。