他の本が、絵が動く感じのアニメーションを
中心にしているのに対して、この本は広告バナーの作り方から入り、
Flashサイトの作り方まであるので、
絵だけではなく実用的にサイト作りに生かしたい方には
たいへんよい本だと思います。


ただ、全くの初心者で右も左もわからない方には向きません。

どこかの工場の作業マニュアルのように、
作業工程を淡々と説明している感があり、
単語やその意味するところの説明が淡白で（あるいは無く）、
パネルの説明などもあっさり流しているので
DreamWeaverやFireworksなどを使ったことの無い
Flashからはじめる方などはとてもわかりにくいかと思います。

何フレーム目にキーフレームを入れろとか、
シェープトゥイーンを作れとか、淡々と流していきますので
キーフレームって何？シェープトゥイーンって何？
何のために？？ってのを説明しないと
初心者はサッパリわからないと思います。


さわって、少しはわかっていて、
使えるものを作るために知りたい、
ってくらいのレベルの人が使うのが一番よいと思います。

まったくの初心者は別のものを買ったほうがよいです。

CS３を使用している人には、不利な本です。
初心者向けでない説明不足の本です。

チュートリアルをはじめてすぐに、
　空白フレームがないから最初っから動くはずのリボンが表示されたまま、
　チカチカと大きさが変わるバクダンとテキストが、位置の指定や中心点がないのか、
　チカチカなりながら、あちこちに飛び散ってしまうようになりました。

　今はほかの本を使用していますが、
　この本は１００％返品したいです。

Flashに関する最初の一冊がこちらの書籍でした。
示されている通り最初からひとつひとつ手順を踏めば一定の機能をもったflashが作成できるようになっています。最後まで辿りつければ達成感・満足感は味わえます。
しかしながら「ここをこうしなさい、ああしなさい」とあるばかりで、なぜそのようにするのかの理由が極めてすくないので結局ウェブ等の情報で補完しながら読まざる得ませんでした。これは同シリーズのDreamweaver独習naviにも共通します。
他にはCS3も対象にしているはずなのにCS3にはないはずの[パターン描画ツール]を特に注意もなく使う手順があり混乱します。
赤色と黒色で分けた説明文の役割分担も冒頭の「本書を読み始める前に」をしっかり呼んでいないと分かりにくいです。
と以上のように理解させることよりも、とにかく手順を踏んで一定のものをつくりことに重きがある書籍に感じられました。そちらを重視される読者の方には価値がある本かとおもいます。 しかし私のように「なぜそうするのか？」ということを常に気にする読者には大変不向きな本に感じられます。

この本、素晴らしいです。IllustratorやPhotoshopを使っている人にとって必要のないオブジェクトの作成の説明などは少なめに、Flashを触り、動画を作りながら機能をマスターできるようになっています。この本を選んで正解でした。

「できるクリエーター」シリーズの一冊。チュートリアル、レファレンス、トレーニングと３ステップで理解と実践力を狙っているが、フォントが小さくて本当に読みづらい。面白そうな内容が多く、独習には向いている。非常に残念。