プリーシヴィンの森の手帖
価格: ¥2,160
1873‐1954。作家。中部ロシアのオリョール県に生まれる。中学を放校になったあと、政治活動で厳しい処分を受けたため国内の大学には進学できず、ドイツのライプツィヒ大学で農学を学ぶ。三十半ばで発表した北ロシアの民俗紀行(邦訳『森と水と日の照る夜』)により作家として出発した。自然観察の達人として、ロシア各地を放浪しながら多くの紀行文(オーチェルク)、小説を著し、「自然の歌い手」「森の詩人」として名をはせる一方で、革命、戦争、スターリン時代を生き抜いた人間の真情を厖大な日記に記した