さすが陰山式！シンプルで基礎の定着には良い教材だと思いました。
ただ、最初の項目から米の生産量は新潟県が一番多い（2002年）などと情報が古い。ちなみに現在は北海道ですよね？
1冊にまとまっているのでこちらを買ったのですが、買った後で新社会プリントのほうにすればよかったと後悔してしまいました。
こちらも是非改訂版を出してほしいです。

中学に進んだときに、暗記で苦労しないように今から少しづつ覚えさせたくて、小５の子どもに購入。県名や地名、重要語句の漢字練習ができるのは、さすが陰山式。とってもいいです。
でも、今低学年の子どもにも、白地図をコピーして塗り絵させようと思ったら、白地図が本の綴じ目の真ん中にバッチリかかり、コピーに影が写ったり、ゆがんだりしてうまく撮れませんでした。これにはガッカリ。それに小さくても日本列島全体と大陸単位での白地図もあればよかったかな。

3年生なので、都道府県名を練習していましたが、このプリントを始めてから
ニュースや天気予報、車のナンバープレートなどなど県名が書いてあるもの
全てに急に興味が湧いてきたようです。
国語の漢字練習より楽しかったみたいですよ。

これ一冊で地理・歴史・公民全部をカバーしているので、全体の流れを理解させるには、いい本だと思います。左側のページで音読・右側のページでテストの形式は、シンプルでありながら、使いやすい本になっています。

最近の中学校での社会科は、一昔前の記憶中心ではなくなっているとはいえ、基本的な事項は記憶しておいた上で、歴史の流れや相関関係の理解を必要としているようですので、この本の内容を反復学習しておくことは、中学校での学習にも役に立つと思います。

地理の部分の記述が数十年前と同じ記述に止まっており、こんなことは今は違うといいたい部分もありますが、それを除けばよい本だと思います。