緩急取り混ぜた展開と質の高い内容で人気上昇中の「舞-HiME」
音楽を担当するのは「Noir」「.hack//SIGN」の劇伴や「SEED」の挿入歌等
今のアニメ音楽界には欠かせない存在の梶浦由紀!と来れば
「本編を見ずに(見た方が良いが)」買って良い一枚、と断言して差し支えない。
(因みに「MADLAX」を本編未見で買いましたが全く問題無し!でした)
いつもの作品と比べるとギャグっぽいシーンも多い為、珍しいコミカルな曲も
見受けられるが、戦闘シーンは例によって「いつもの梶浦節」全開なので
ともかく今から期待!の一枚である。
で、聴いてみた感想としては…
「Noir」「MADLAX」等と比べればマイルドな仕上がりといったところか。
この辺りは、作品内容にも寄る物だしアルバムとしての仕上がりを重視する
ビクターと比べればランティスはサントラとしての色彩が濃いと言えよう。
「夏、空、海風」や命のテーマともいえる?「お腹減った!」等は梶浦節としては
珍しいタイプの楽曲だが、良い感じだ。
反面、「デュラン召還」「目覚め」等"期待通りの"メロディーも健在。
予告や提供ベースの曲も入っていて、買って損無しの一枚だ。