まわりの人と力を合わせる方法
★★★☆☆
自分一人でできることは限られています。だからこそ、
本書では、人が幸せに暮らすためには、円滑な人間関係
を築くことが大切なこと、「甘え力」を身につけること
が助けになることを薦めています。
本書の「甘え力」とは、まわりと上手に依存したり依存
させたりしながら協力を得て目標を達成可能にする力と
のことです。「アライアンス」「協働」「チーム」や
「共生」などのキーワードに関連しますね。
なお、「甘え力」はどの程度甘えてよいかを知らないと
効果的に使えません。この訓練として以下の方法が紹介
されています。
・自分の甘えが対象に与える影響(どう受け取るか)を
観察する
・自分の思考や行動のゆがみや傾向を知る
甘え肯定論
★★★☆☆
日本は母系社会、甘えは日本の文化などと心理学の世界ではよく言われていることです。著者も本来の専門分野である心理学で甘えについて語ってみたかったのでしょう。甘えを再考したい人には得るものはあるでしょう。
うーん
★★★☆☆
ちょっと漠然としてたかな〜。って感じかな。
グググって来るのはなかったけど、読んで損はないよ。多少考えさせられました。以下が要略。
成功する人は、「味方」がたくさんいるってこと。その味方をつけるのは、お金や名誉ではなく、「人間自身」だということ。
成功する人にも、「失敗」するタイミングがあって、肝心なのはその時にどう振舞うか、がポイント。・・・らしいです。
甘え下手なあなたへ
★★★☆☆
まわりに頼らずに、自分の力だけで生きていこうと思うことは決して悪いことではありません。でも、それだけで生きていけるモノなのでしょうか?
自分の力だけで成功したと思っていて、実はいろんな人に助けてもらっていたんだってことに気付かない人って、カワイクナイ人ですよね。
逆に、もの凄く強かったり、もの凄く成功した人なのに、カワイイって言われる人って、「甘え力」の達人なんですよね。
「甘え力」って、自分の弱点を逆に利用することなのでしょうね。友達や会社の人に「自分は、こういうことは不得意だから手伝って~」と言える人、奥さんに「どんなレストランよりも君の料理の方がうまい」と言える人、「あのバッグ、高いからムリよね」とさりげなくおねだりできる人、そういう「甘え力」がある人は、実は無理難題を言ってたとしても、決して嫌われず、むしろカワイイヤツだって評価を受けるんですね。
こういう技を持っている女性はケッコウ見かけますけど、男性には少ないですね。強がってばかりいてはカワイクナイゾーってことを、ちょいと考えてみませんか?