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対談 笑いの世界 (朝日選書)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 朝日新聞社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:桂米朝/著 筒井康隆/著 出版社名:朝日新聞出版 シリーズ名:朝日選書 735 発行年月:2003年09月 関連キーワード:ワライ ノ セカイ タイダン アサヒ センシヨ 735 わらい の せかい たいだん あさひ せんしよ 735、 アサヒシンブンシユツパン 0042 あさひしんぶんしゆつぱん 0042、 アサヒシンブンシユツパン 0042 あさひしんぶんしゆつぱん 0042 片や落語界の重鎮、片や日本を代表するSF作家。ともに「笑い」を追究してきた二人が、漫才や映画、歌舞伎にまで話題を広げ、蘊蓄を披露しあう様は、さながら競演会だ。 講談・難波戦記SFと落語のスケール稚児ぼけとテノール馬鹿悪食の話歌舞伎の復元歌舞伎のけれん役者というもの芝居噺笑いの定義「悪魔の辞典」と「天狗の落し文」物語・黄表紙・浄瑠璃「地獄八景亡者戯」最近の芸人と新作パロディと原典噺家というもの大阪の笑い、東京の笑いボケる年齢と坊さん悪戯・幇間
日本の誇る二大天才の対談 ★★★☆☆
関西の誇る、いや日本の誇る二大天才の対談である。
とはいっても、落語家とSF作家の爺さん二人ではあるが。
テーマは漫才、落語、歌舞伎、SF、映画、文学、「笑い」etc.と多岐にわたり、お二人の弁舌はとどまるところを知らず。
チャプリン、マルクス兄弟、エンタツ&アチャコ、エノケン・・・。古今東西の喜劇人、落語家、歌舞伎役者など実名が続々と語られ、その人となり、エピソードが生き生きと語られる。
落語のネタも出てくれば、SF論、文学論、パロディ論だって出てくる。
その語り口は、米朝&筒井両氏の、天衣無縫、遠慮会釈なしのもの(それでもヤバイところは編集されてるんだろうけど)。
このテの世界がお好きな方には、オススメの一冊です。
歴史的証言 ★★★★★
 このお二人お話は、歴史的証言としての価値があります。
お笑いの歴史としては、全ての分野を覆いつくすことは
不可能ですが、これほど、分野の幅広く(落語、SFはもち
ろん、歌舞伎、講談など)、いかにも楽しまれているの
が分かるような語り口調で、読んでいる側も夢中になりま
した。笑いには、知性あり、差別あり、自虐性あり、多様な
面があることを、改めて、考えさせれますが、それを歴史
(実例)でもって、日常の言葉(しかも、関西弁)で語られて
いるところに、一層、魅了されます。
コラボレーションの楽しさ ★★★★★
SF作家と、落語家が語りだしたらとまらなかったという
ことで、本を作ったということです。

二人の波長が大きいほう大きいほうに
重なったのでしょうな。
二人とも、関西の人間だし、芸のプロだし、
知識も同じところがたくさんあったのでしょうな。

あふれる知識に感動してください。

ところで、この前、桂枝雀が、中島らもと
何時間も話し合ったというライナーノートを読んだ。
中島らもによると、本が1冊できるほど内容が濃かったとのこと。

こんなコラボレーションは大歓迎。

この組み合わせでこの話! ★★★★★
米朝さんも筒井さんも知恵ものである。
米朝さんは昔の落語を復活させたり、古典ぽい新作落語をつくったりしているし、昔の上方演芸のことをしゃべらせたらいくらでも話が出てくる「知恵袋」である。

筒井さんは20年以上前に、12人の浮かれる男で今日本で導入されようとしている陪審員制度を笑い飛ばし、にぎやかな未来で過度なコマーシャリズムとアナウンスのあふれる今を予測している「切れ者」である。

この二人が、「笑い」のはなしをする。少し流れに任せすぎたかんじもするが、織り込まれた情報は多彩で多岐にわたっており興味は尽きない。戦前や終戦直後の映画や演芸のはなしも、おもしろく読める。
筒井さんのまえがきからしてユーモアたっぷり。
笑いもSFも過去を大事にすることが糧になるらしいと思えた。

笑いのトップ会談 ★★★★★
落語界、文壇のリーダーで笑いの生き字引のような二人が、古今東西の笑いをネタにしゃべりつくす空前絶後の対談。昔の喜劇映画や落語の話になると知らないものも多いが、さりげない説明・注釈が織り込まれ、なによりうまい口調が手伝って、十分面白さが伝わってくる。二人の話しているところを生で見たら、どんなにおもしろいだろう!