ワンポイントアドバイスとコラムがよい
★★★★★
全体的には、普通のマニュアル本のようにみえる。
しかし、ワンポイントアドバイスと、コラムがよい。
練習問題と、学習のポイントがあるのも特筆できる。
よくこなれたテキストだと思いました。
丁寧な入門書
★★★★★
定番書やマニュアルを読んでも、なかなか理解が進まず、
(特に独学であれば、)飽きて投げちゃうことって有ると思います。
そこで、こういった順を丁寧に追う参考書が、お勧めです。
著者の、語り口が巧く、理解が馴染みます。
内容は、講義本の部類に属します。
冗長な箇所があったり、本の構成上、内容は濃くないため、
1,2週間で読み切ることが可能ですが、
その暁には、一通りの習得が出来ていることでしょう。
補足としては、流れとして(書籍内でも)MFCを目指しますが、
Windowsプログラミングの入門書として、十二分なものです。
MFCはどうかな、って人も迷わなくて、大丈夫です。
注意点としては、VC++6.0対応という点です。
以降のバージョンでは、細かな操作の違いがあったり、
DLLの作成など、記述通りの操作で全くうまくいかない部分があります。
WindowsプログラミングはAPIから始めるべき
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たいていのWindowsプログラミング教本はMFCを前提としているが、
MFCは仕様を完全に把握していないと使うのが難しく、かつ制約も多い。
MFCで想定していないことはMFCでできないのである。
また、MFCだとメイン関数やウィンドプロシージャも隠蔽されているため動作が分かり難い。
本書はMFCを使わずにAPIを直接叩くことによってプログラムを作るためWindowsの動作を理解しやすい。
C言語を使うため、C++のMFCよりも取っ付きが容易であろう。
MFCの教本で消化不良の方は本書を読んでいただきたい。
初学者に最適!
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C言語は使ったことはあるけれど、オブジェクト指向は良くわからないし、VC++って何?という状態でしたが、
MFCが使えるようになるまでとてもわかりやすく書かれていて、何とかVC++の使い方がわかるようなところまでたどり着けました。
コマンドラインでプログラムを書き慣れていたので、Windowsベースのプログラムはとっつきにくかったのですが、この本で多少払拭できました。
内容は、
第1巻:WindowsAPIを使ったWindowsプログラミングの初歩
第2巻:クラスを使ったオブジェクト指向プログラミングの基礎
第3巻:MFCウィザードを使ったアプリケーションソフトの作成方法
となっていて、第1巻から読み進めていくと自然とMFCを使ったプログラミングにたどり着きます。
ただ、Windowsの操作を画像で説明していくとはいえ、1冊あたり350ページ程度ある内容を読み進めていくにはそれなりの努力が必要です。
中身も濃いです。
VisualStudio2008はまだ使っていませんが、この本も十分使えるのではないでしょうか。
あえてAPIから
★★★★☆
Visual C++ 6.0 によるプログラミング学習シリーズ3部作の構成からなる第1部で、
MFCは使わずに、まずはC言語でAPIやメッセージなどのWindowsプログラミングの基礎
を学習できます。
基本的なC言語の知識は必要ですが、オブジェクト指向プログラミングや、
VC++6.0のMFCの知識は一切不要です。