微妙なキャラデザが物議を醸し出した紅の漫画の５巻
原作は出なくなって久しいですが漫画は順調に続いています

内容としては崩月家の過去の因縁のお話でした
崩月を破門された真九郎の兄弟子が悪宇商会として登場し夕乃さんを攫い、それを真九郎が助けにいきます
この巻から悪宇商会最高顧問である星噛絶奈が登場し次の巻が早くも楽しみです
何気に巨乳な絶奈がどう話に絡んでくるかが気になりますね

最後に収録されている斬彦ちゃんの話もかなり良かったです

前々から思ってましたが紅はもう漫画版の方が面白いですね
原作とはかなり違ってきてしまいましたが、これがもうオリジナルでもいいんじゃないかと思うぐらい
噂だと作者の片山憲太郎さんはもう壊れてしまったって事ですし

自分は原作未読で原作との比較は出来ませんが、絵も綺麗で見やすいですし、純粋に楽しめました。王道な部分も多々ありますが、それがこの作品の持ち味だと思います。これからも購入し続けるつもりです。

　私は原作の「醜悪祭」を読んで、その醜悪さから原作を全部売り払ってしまいましたが、
こちらのコミックスは楽しく読める事が出来るので買い続けています。

　コミックスの方は、原作とはだいぶ違う内容（リンとか切彦とか）なのですが、私とし
てはこちらの方が内容的には好きですね。

　作画が、ナインＳの挿絵で好きだった山本ヤマト氏だったと言うのも大きいですが、
世界観とか登場人物達が良い味だしてたりとか、やっぱり面白さはあるんですよね。
　それだけに、原作が残念な気がします。

　今回の内容は、崩月家を狙ういざこざで銀子が誘拐されたり、破門された元崩月の兄
弟子が出てきたりと、気になる展開です。

　今はまだ強いとは言い切れない真九郎。けれども、その弱さを乗り越えられると信じて
助け合う回りの登場人物達。紫の言葉に奮起する姿は、少々パターン化してきていますが、
まあその辺は、ジャンプ系と言う事で大目に見れるでしょう。

　早く続きが読みたい一冊です。

小説が出なくなってしばらく…、漫画版は順調に進んでいます。

もはや原作とは全然別の展開になっていますが、まあこれはこれでよいでしょう。
原作に比べてややダークさに欠けますが、その分キャラの魅力に重点を置いています。

大ボスと対面した時の展開は毎度おなじみ。
大ボス強い->真九郎、口でも負ける->真九郎落ち込む->ヒロイン(紫)とってもいいことを言う->立ち直る->反撃

とまぁ同じみな展開なのですが、
自分が一番心に残ったのは真九郎がさらわれた銀子を助け出し、安心して泣いてしまうシーン。

僕にはそれが一番真九郎らしい気がして心があったかくなりました。

こういう弱虫だけど強くあろうとする主人公って良いなって思います。