内容は海洋学者である作者が、家族と離れて4ヶ月間の南極調査での記録だ。ここまでは普通だが、そうでないのは作者が二児の母だという事である。その所為か、内容の半分は家族、半分が南極という感じである。
南極観測隊において、お母さん隊員というのは作者が始めてだそうだ。その所為か、ご家族とのメールのやりとも面白い。南極での出来事も、少し変わった視点で書いている。
文体も読みやすく、一気に読めてしまった。
今回はお母さんの南極体験記だが、今度は学者としての南極体験記も読んでみたい。きっと違った面白さの体験記になると思っ!ている。