雨宮さんって昔ははっちゃけた印象のあるふつうぽいアナウンサーさんだと思っていましたが
なんだかいつの間にフランス在住のスノッブな奥様？と読み始めてずっと思っていました。
やっぱりもともとお嬢様なのでしょうかね、たとえば私たちが普通に食べているようなごはんのメニューでも
ふつうっぽすぎる、という理由だけで敬遠しがちなところがあるというところを読んで

どんだけ、高級なものを食べているんですかー！！
と思ってしまいました。

実際、とても手に入りにくそうな食材をあげて、レシピを書いてらっしゃるのですが
そのへんがまた、やーなかんじ！と庶民のふつーのふつーの嫁は思いました（苦笑）

でも、本を読み終わってみたら、ああ、これも食べてみたい、あれも食べてみたい！と
食欲をそそり、料理欲がわいてきました。

それにしても、日本人の人ばかりとつるんでるんだなーというくだりも
あとがきで誤解をとくようにちゃんと説明もしていますし、最後の最後でちょっと好印象。
まあ、私はこういった大勢の奥様同士で年中集まり、ごはんを持ち寄ってパーティというのは
苦手な人種なので疲れそうだな・・・と思いましたが、それでも奥様方が作るお料理はとても美味しそう！

この書名の「パリごはんduex」は、
どう考えても「パリごはんdeux」の間違いでしょう。

「パリごはん」に続く2冊目ですから、
仏語の２を意味するdeuxのはずですよね？