日々、安全かつ効率の良い実装を心がけている方にとっては当たり前すぎる内容もありますが、
経験に裏付けされたより高度な内容もあり、総合的に多くの有用な知恵を与えてくれます。
本書の流れは、各アイテムごとにSummary、Discusion、Example、Exceptions、Referencesと分けられていて大変読みやすく、
必要なところではサンプルコードもあり実際に手を動かして試されてみるのも良いかと思います。
各章立ては以下の通りです。
・Organizational and Policy Issues
・Design Style
・Coding Style
・Function and Operators
・Class Design and Inheritance
・Construction, Destruction, and Copying
・Namespaces and Modules
・Templates and Genericity
・Error Handling and Exceptions
・STL: Containers
・STL: Algorithms
・Type Safety
今までに数多くのHow to本が出版されていますが、本書は非常にシンプルかつ濃厚で、
プロジェクトリーダーを含むチームのメンバおよび全ての開発者がこの本を標準とし、
従うことでより良い生産物が得られることだと私は信じています。
また、この本を読まれた方は皆にシェアする義務があると思います。
あなたも諸刃の剣のC++を聖剣に変えてみませんか?