資料用に
★★★★☆
全編モノクロで描かれています。
先にレビューされている方も仰っていますが、ほぼ全編イラストのみのシンプルな構成で
解説はともかく絵の資料用に欲しい!という自分には丁度ぴったりの内容でした。
1Pあたりおよそ4人〜7、8人ずつ描かれています。
変わったところでは修道士(19世紀後半)や修道女(18世紀後半)の衣装も。
ヨーロッパの衣装が多く、アジアや中近東の衣装は19世紀後半のものが少しだけ紹介されています。
年代によっては貴族の資料が多めですが、農民や一般市民の資料も掲載されています。
個人的に気になる点としては、ペーパーバックなので本の耐久性が若干心配です。
コピー機を使用する際に本の綴じ目がパッキリしてしまうので…。
この本と同時に購入したThe Chronicle of Western Costume: From the Ancient World to the Late Twentieth Centuryも資料用におすすめです。
こちらはカラーイラストが豊富です。