学校の国語の時間で初歩的ないくつかの校正記号を習ったような気はする。この本をテキストに、中学校あたりで、校正記号の基本的な使い方を2時間程度教えれば、国民全体としての校正記号の使い方能力(校正能力ではない)は少しは向上するのでないか。
学校を卒業したての若い社員が、やたら修正液だらけの文章を出してくるのを見ると、思わず「校正記号を知らないのか」と、破り捨てたくなる。