前の人も書いてましたが、夜のメトロを突っ切っている感じのアルバムです。
キャッチーな曲もあれば、VAMPIRESのように暗い影のある曲もあり、奥行きがあります。
曲順も物語性があり、いまだに飽きません!

大好きな作品です。ジャケ通り、闇夜を駆け抜ける夜行列車のようなサウンド。あいかわらずのセンスの良さは抜群でしょう。これは他の追従を許さないサウンドです。音密度は高いのだけれど、すっきり聴けます。全体に暗く冷たい、陰鬱な夜のイメージ。例によってワケありの、変な内容の楽曲が多いのだけれど、ペット・ショップ・ボーイズ定番の、甘くせつないヴォーカルと躍動感あふれるビートは健在で、じっくり聴き入ってしまう。今回は、流麗な生オケ導入の楽曲が多くて、モチーフの屈折感をいっそう際立たせている。うーんエレガント＆ゴージャス！これは彼らの独壇場でしょう。１０曲目はカイリー・ミノーグとのデュエット。ミノーグのファンは必聴。

pet shop boysの暗い一面を強調したアルバム、ナイト・ライフ。
当初は、イマイチ、ボクもウケがよくなかったのですが、
聴くほどにその世界に入り込み、スルメのように味が出て、名盤と思えるようになりました。
中古盤で入手していたのですが、当初の日本盤は、折り込み式紙ジャケ仕様になっていて、
NIGHTLIFEタイトル記載の透明エンビケースに入れるようになっていました。
エンビケースを外すと、タイトルのないジャケになるという凝った作りでした。
その後の通常盤は、プラケースの普通のＣＤでしたが、しばらく廃盤状態が続いていました。
で、今回２００９年８月、どうやら再プレスされたようで、通常盤が入手可能となっています。
在庫がある内に買っておきましょう！！
輸入盤が、ブックレットが粘着しやすく破れやすいという難点があったので、
今回ボクも買い直しました。
できれば、海外盤の初回盤（ボートラＣＤ付き）を復刻してもらえないかなぁと願っています。

ええ～と、このユニットは。切なさげなボーカルをニヒルな態度で歌うんであります。ビートは『ずんどこずんどこ』ビートであります。気付くと楽曲が終わっております。『ゴージャス』なアレンジがうそっぽくていいです。アレンジは『厚化粧ではったりかまし』ですね。踊るのにちょうどよいＢＰＭを用いてつぼをつきまくる。ねらい目は＝ポールハードキャッスルのジャズマスターズと同じターゲットであります。それはですね＝『哀愁』と『適度なだささ』です。庶民感覚のダンスフロアミュージックをここに提示。極上のポップワールドなんて恐くて言えませんやね。１０点中６点

このアルバムは幻想的なサウンドが魅力な極上ポップアルバムです。。声もすごくキレイで気持ちよく聴けると思いますよ。。個人的には２，６，１１番がお気にいりです。。