ロマンティックというより、エロテッィクなのですが、あまりにもヒーローが不器用で、不器用でほほえましいです。それでいて、ヒロインはあくまでも恋愛（？）を重視して、ヒーローを振り回します。ストーリー展開のテンポもよくてあきません。お気に入りのヒーローです。

こんなに精力的で、テクニシャンで、見た目も懐もゴージャスな男がいたらなぁ～～～(憧目)、そんなヒーローが一途に自分だけを愛してくれるなら、少々粗野でも偏執狂でも無問題なんですが・・・
暑い夏に匂い立つような、息詰まるようなホットなシーンがた～っぷり！！
そういう意味では満足、満腹(笑)
ただ、サスペンス部分はあっさり淡白な感じです。
映画で言うなら、Ｂ級エロティックサスペンスみたいなジャンルかな。
でも娯楽としてはとっても楽しませてもらいました。
もうすぐこの作家さんの二作品目が出るので、すごく楽しみです。
この路線が崩れていない事を期待しています。

正直エロティックでした・・・
隠しカメラでセスがレインの生活を監視しているところは、正直ちょい引きました・・・
彼は大丈夫なのか！？って感じです。
その他にも、初対面でレインの匂い嗅いでみちゃったり、
レインの大切な家宝のペンダントを放り投げちゃったり・・・
なぜレインはそんな彼を好きになったのか、イマイチわかりにくかったです。

かなりエロティックでしたが、ロマンティックではなかった気がします。

サスペンスよりもロマンスの方に力が入ってます。
しかも･･･H描写がすごい刺激的でした。
っていうかそっちの方ばっかり？
サスペンスを期待してたのに･･･
こんなに分厚い本なのに殆どがSEXシーンです。