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The Chicago Manual of Style

価格: ¥4,514
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Univ of Chicago Pr (T)
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   The Cicago Manual of Style の第15版は、20年ぶりの大規模な改訂版だ。従来になく包括的で使いやすく、やはり、あらゆる分野の書き手、編集者、校正者、索引作成者、コピーライター、デザイナー、出版者に欠かせない参考書である。

   言葉に関する仕事をしている人なら知っているとおり、今や書いて出版するプロセスのあらゆる段階にテクノロジーが浸透し影響を与えているため、この10年間で出版は劇的に変わった。The Chicago Manual of Style の第15版を作るにあたって、シカゴ大学出版局の名だたる編集スタッフは、こうした変化をじかに経験したことを生かすと同時に、著名な学者や作家や出版・ビジネスの広範な分野のプロで構成される、同マニュアル初の諮問委員会の勧告も活用している。

   出版形態から編集スタイル、電子情報の文書化、書籍のデザインや製作ほか、あらゆる面を吟味してアップデート。書籍に加え、新聞・雑誌などの刊行物や電子出版も取り上げている。どの章も電子時代に合わせて書かれており、オンラインで原稿を準備・編集する、新しい技術に伴って発生する著作権や許可の問題を処理する、最新の方法で非常に正確な原稿を準備する、電子やオンラインの情報源を引用する、といったハウツーをアドバイスしている。

   アメリカ英語の文法と語法に関する章を新設。英語の文法構造を概説し、わかりやすい文章にするための単語や語句の語順を示し、ありがちなミスを指摘ずる。文献情報についての2つの章を再編・改訂。最初の章では、シカゴ大学出版局がすすめる2大システムを説明し、次の章では両方のシステムに合わせた例を挙げて、具体的な情報源やテーマをみていく。デザインと製作に関する部分を整理して、現在の手順について書き手や編集者が知っておくべきことを反映した。さらに、情報検索がしやすいように、段落には番号を振って、説明的な見出しをつけてある。

   The Chicago Manual of Style は1890年代、シカゴ大学出版局の校正者が学内用の手引きとして基本事項を1枚の紙にタイプしたのが、そもそもの始まりだ。それがやがて小冊子になり、さらに本になった。1906年刊行の第1版である。それから1世紀近く、本書は世界中の家庭やオフィスで使われている。

   明確、簡潔、しかも良識あるアドバイスが満載と、The Chicago Manual of Style は100年に及ぶ編集作業の知恵を提供しつつ、新たな話題や最新の視点も豊富だ。メディアを問わず、言葉に関わる仕事をしている人にとって必携の1冊であることに変わりはない。

第15版の変更点は:
*全面改訂で最新の文体や技術やプロの実践していることを反映
*新たに定期刊行物や電子出版をカバー
*Bryan A. Garner(A Dictionary of Modern American Usage の著者)によるアメリカ英語の文法と語法に関する包括的な章を新設
*正確な原稿づくりに関する章を更新・改訂
*電子情報を引用する際の指針をはじめ、文献情報についての章を再編・更新
*現在のデザイン・製作過程ついての部分を簡素化。主要用語集付き
*章ごとの内容に合わせて、書籍と定期刊行物の編集・製作過程の図表を追加。
*参照しやすいよう、すべての段落に番号を振り、説明的な見出しをつけた
*ウェブサイトと連動(Chicagomanualofstyle.org)

買いかぶりすぎ ★★★☆☆
評判を聞き、どんなにすばらしいものかと思い買ってみましたが、手にとっても全く読む気が起こらない。
じゃあ参考書として時々使ってみようと思いましたが、自分が欲しい情報に行き着くのにあまりにも時間がかかるか、探し出せない。

Indexも非常に見にくい。
たとえば、semicolonの基本は6.57に説明されていますが、Indexには、説明の大元である6.57に行けという記述はありません。
枝葉の説明がされているセクションがこまごまとわかりにくく列挙されているのみです。
これは致命的ではないでしょうか?
たとえ冒頭のContentsに大項目が列挙されていても、Indexにもその箇所(基本の説明がされている箇所)を記述すべきでしょう。
私のように、最初からIndexを見る読者も多いでしょうから。
洋書はこんなものなのでしょうか?
私はマニュアル作成に従事していますが、和書の索引でこのようなことはありえません。
ちなみに本書では、Contentsではページ番号、Indexではセクション番号が示されています。
この辺もわかりにくいですね。

いざというときに調べるために持っておいても損ではありませんが、他の本ではなく本書でなければいけない理由はないでしょう。
もっとわかりやすい参考書は、日本語・英語にかかわらず、あると思います。
いつも疑問に思っているちょっとした点を解決してくれる一冊 ★★★★★
いわゆる Style Book というものには色々ありますが、私が持っている5冊の中では一番情報量が多く、検索も(馴れれば)割りに簡単です。

Semicolon (;) と Colon (:) の使い分け、Single quotation (') とDouble quotation (") の違い、数学の公式や単位をどう表現するか、あるいは En dash と Em dash は如何に使われるか等々、普段何気なく書いている(読んでいる)英語を、より正確に書きたい(理解したい)という方に、お勧めします。

英語のスタイルは、同じ北米でもアメリカとカナダでは全く違いますし、イギリスにも、オーストラリアにも個々のルールがあります。アメリカの中でも、本書のような Students 向けと、New York Times Manual of Style and Usage のような Journalists 向けでは、当然異なります。

自分の目的に合った Style Book を探すことが一番大切ですが、取り敢えず英語の Usage を確認したいと思った時の最初の一冊として、本書をお薦めします。