小阪氏の本を初めて読む方にも、既に読者の方にも
本を読んでいて楽しい時間を提供してくれます。
自分が主人公になって、自分が持っている既成概念や
価値観をどんどん修正/確認できる内容と展開です。

　小阪氏の本を読んでいると、ワクワク系や
マスタービジネスという概念はだんだん定着してくる
かと思いますが、これってやっぱり大切なんだなと
改めて思うことが本当に多いです。
(とても読みやすい、読者思いの作品です。)

　サラリーマンではなく、自分でやってるんだぞ！
という人には、きっと良いヒントと刺激になるかと
思います。

メルマガの読者プレゼントで当選していただいた本だったので、最初は軽く読み流していたが、どんどん話に惹きこまれてしまった。

内容はそれほど難しくない。

根幹になる考えは、
◎商品を売ってはならない。
◎モノ・サービスを通じて、顧客に教えを伝える伝道師になれ。
というもの。

さらには、
◎商売とは真剣に営むべき遊び
と論じられており、大変共感を持った。

消費者は安いから買うのではない。

消費者はその商品やサービスを通じて、ワクワク（感動・驚き）を欲しがっているのだ。

◎消費者ニーズに対応しても、感動させられない
という考えには、驚きました。

日々、
◎消費者ニーズを満たす
ビジネスを考えている私にとっては、始めは違和感のある考えでしたが、読んでみてスッキリ。

要は、消費者がニーズを顕在化しているものではなく、潜在意識の中でニーズを感じていることに気づかせることが、重要なのです。

それには、
◎今やっている商売で、どのような部分が消費者に驚きや感動を起こせるか。
を考えることが大切。

ネーミングを変えるだけで商売に大きな変化が起こった事例も、大変興味深い。

真剣にネーミングを考えようと思いました。

少し残念なのは、紹介されてある事例の種類が少なく、何度も出ること。

もう少し事例の数が多ければ、もっと腑に落ちるのではないでしょうか。

その点を差し引いても、大変気づきの多い書籍と言えます。

楽しさがわかっていないお客様に、
自分の生業の面白さを教える。

それに共感してくれるお客様を弟子にする。
あなたはいったい何の師匠になっているのか？

ニーズなんて存在しない、
という考え方と同じ思考

買ってほしいとは言わず、
熱い想いを伝える方法が載っています。

びっくりしました。世の中に商売をこんな風にとらえて成功する方法があるなんて！読んでいくうちに一つ一つ謎が解ける感じて最後まで楽しかったです。仕事って楽しくするもんだったんですね、忘れてました。ホントにいろんなことに気づかされる一冊です。ワクワク系ですね

私が遅ればせながら読んだ初の小阪さんの本です。
面白いですね。この本。
英語タイトル「The　Quest　for　Lost　Sales」このタイトルが内容を、その筆タッチを
大変よく表している。ストーリーがあり、ドラマがあり、冒険がある。それは商売！
商売とは大冒険である、大冒険でなければ繁盛しない！と言わんばかりだ。

1章.商売に立ちはだかる四頭の魔獣。不況魔獣、サゲル魔獣アゲル魔獣、ニーズ魔獣、商品大魔獣。
2章.圧倒的ビジネス哲学、あなたはお客の師だ！
3章.マスタービジネス実践のための三種の神器を手に入れろ！ネーミング、メッセージ、コミュニティ
4章.いつまでもお客を感動させる五つの秘儀　ひねりとユーモア、真似しろ！しかし真似るな！珍しさの花とまことの花、花見に学ぶ事、楽しめ！

ワクワクマーケティング、マスタービジネス、こういった言葉、聞いた事ありますか？
本当に商売する事が楽しくなってきます。
三種の神器を身につけて、さあ、繁盛道を突っ走れ！
噂に違わぬ小阪さん、ますます他の本も読みたくなります。