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クローディアの告白〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
価格: ¥1
カテゴリ:
文庫
ブランド:
早川書房
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臨床心理学曳地康としての感想
★★★★★
「分裂病患者の精神分析療法」というテーマ
確かに件のシュレーバー症例以来、神経症と分裂病との関係は精神病理学の中でも様々に議論され、精神分析は
分裂病には効かない(?)というのが一般的なようですが、現状はどこまで行っているのかな?
フロイトの情動理論(リビドー・エネルギー理論)と個人の心的世界構成(対象世界の解釈と内的世界の構造化など)
に関する、唯物論的かつ弁証法的な総合はこれから発展するような…。
社会的自我欲求とその疎外という契機を入れれば、コミュニケーション論あるいは表現論として、神経生理学あるいは
生物学をも踏まえた心理学的な統一的モデルも可能なような…。
「事実は小説より奇なり」を地でゆく作品
★★★★☆
「わたしはきみのほうで探し出した人間だ…きみがしてほしいことをさせるために」
インタビューは二年以上もかけて行われました。キイスは遅々として進まないこの件を何度も投げ出そうとして思いとどまりました。最後まで辛抱強く彼女を信じ、あたたかい態度で話を聞きつづけ、嘘を何度も許し、いつかは真実を思い出すだろうと連想を続けさせました。大学で心理学を学んだとはいえ、その辛抱強さに脱帽です。妥協しないノンフィクションを作成するその真摯な姿勢に心を打たれます。
クローディア・ヤスコーは若く、美人でセクシー。そしてミステリアス。クローディアが若い美女でなければ「プレイボーイ紙」も動かなかったであろうし、クローディアは金銭目的でキイスに本の作成依頼をしたのかもしれません。
本作は「ビリー・ミリガン」程、衝撃的でもなく、やや退屈な面もあります。今では「統合失調症」とよばれるようになった境界型の分裂病がいかに都合よく自分を守るのかにびっくりです。女優として「演技」したり、「霊」の導きに従ったり。それに延々と付き合い、真実を見出すキイスの気力にもびっくりの作品です。
上巻に関係者の顔写真や事件現場の写真が掲載されております。関係者の幾人かはこの著書を苦々しく思い、幾人かは納得したことでしょう。「事実は小説より奇なり」を地でゆく作品です。
難しい・・・〈下〉
★★☆☆☆
この本は事実が何も加工されずに書かれているためミステリーや推理本のようには楽しめないというのが読んだ感想です。
登場人物も本当の名前のため、長い横文字で似たよう名が多くでてきて読みづらいです。
内容は初めはストーリーの展開が早く読み入るのですが、途中から展開がなくなり飽きてしまい、読み終わってみれば微妙という感じです。クローディアも素直に告白してくれずじれったいです。
難しい・・・〈上〉
★★☆☆☆
この本は事実が何も加工されずに書かれているためミステリーや推理本のようには楽しめないというのが読んだ感想です。
登場人物も本当の名前のため、長い横文字で似たよう名が多くでてきて読みづらいです。
内容は初めはストーリーの展開が早く読み入るのですが、途中から展開がなくなり飽きてしまい、読み終わってみれば微妙という感じです。クローディアも素直に告白してくれずじれったいです。
本当なの???
★★★★☆
クローディアが本当に殺人をしたかのようにリアルに言い当ててしまってなんか怖い気がしました。真犯人は他にいるはずなのになぜその場にいたかのように話せるのがいまだに不思議です。ダニエル・キイスさんの本はいつも不思議でこの本も読みがいがありました。